本日、DLMO手術、外反母趾の骨切り日帰り手術を受けた婦人を電車でお声をかけてお話を伺いました。
私もこの世界に入るきっかけが自分の外反母趾でした。外反母趾は、やっかいで進行するときと改善するとき御痛みが走ります。
トラブルが多くごまかしが効かない世界なので、この製品を商品化された時は拍手でした。
外反母趾対策靴下は開発当初から知っており、カラーのバリエーションもグレーしかありませんでした。
今は、女性が室内で履きたい人気色のピンクと普段使いが出来るブラックが発売されました。
外反母趾は、横アーチの形成の邪魔をしますので、3点のアーチで支える事が難しくなります。
そうすると腰やふくらはぎに負担がかかります。姿勢や歩き方を邪魔します。
外反母趾対策靴下は、それを改善してくれることでしょう。
◎外反母趾と現在の予防対策についての広島大学との共同研究、そして、研究成果
靴下を用いて、外反母趾を予防できないかということを目的に研究が始まり、今回、その結果が発表されました。
広島大学大学院保健学研究科による女子大生40名を対象とした各ケースごとの比較研究では外反母趾角、重心の前方への移動、そして体全体のバランスが向上することが研究成果として発表されました。
◎3つの測定項目研究内容と結果
1、外反母趾角の計測
定規を足の後ろから親指の付け根まで垂直に当て、親指がどれほど小指側に寄っているかの角度(外反母趾角)の測定を行い予防対策としての効果を測定する。→平均8.3減少した。
2、COPの前方移動距離
足圧分布測定装置を用いて、足のどの位置に力がかかるのかを測定(COP(足圧中心(足にかかる圧力の中心)する。足指に痛みなどがあると前足に重心を置けなくなりがちになります、歩行姿勢が悪くなると体全体にも例えば疲れやすくなるなどの影響が出てしまいます。→平均3.9%前方へ移動量の増加を示した。
3、ファンクションリーチテスト
FRT(Functional reach test)測定機器を用いて、立った姿勢でどれくらい体を前に伸ばせるか(体・姿勢のバランス)を測定。直立時の姿勢や体のバランスが向上する効果を測定する。→FRTは平均22.7mm増加した。
第22回日本靴医学会で発表された外反母趾対策靴下(広島大学医学部保健学研究科共同開発)より抜粋。
◎外反母趾対策靴下の4つの特徴
1、親指と他の指を割ける構造にし、タック編みとあぜ編みによる特殊立体製法で親指を横だけでなく、上にも持ち上げる為、立位・歩行時の重心バランスを整え、親指に負担が掛からないようにして外反母趾をケア
2、あぜ編みによる縫い目に空気の層が多く出来る高伸縮性の生地で足の指をしっかり使え・ムレにくくしています。
3、足の甲がタック編みといって、伸びない素材にしたことで、伸縮性の高い生地の組み合わせで、足全体と親指を自然な形で固定します
4、親指の付根元に内側に向けて内包したパッドにより母趾外転筋の筋腹を押圧して、親指をソフトに広げます。
サイズの合わせ方については、以下のURLを必ずご参照下さい。
http://goope.jp/goope/4902/1202172235484dmc.pdf
問い合わせ先
株式会社 蘭華
03-3843-8515
http://www.lanhua.co.jp/gh.htm