葬儀での言葉使いで気をつける事は…
◆まず、招かれたお礼を述べましょう
一般の挨拶同様に、まず法要に招かれたお礼を述べましょう。
ただし、「お招きいただき、ありがとうございます」は不適当なので、
「お招きいただき、恐れ入ります」「お招きいただき、誠に恐縮でございます」
などの言葉に代えた方が良いでしょう。
◆四十九日法要は葬儀の延長と考えましょう
葬儀後、初めて招かれる法要が四十九日法要になります。
ご遺族の心はまだ不安定ですので、故人様の死を悼むお悔やみの言葉を
中心にした挨拶を心掛けましょう。その際、忌み言葉には十分気をつけて下さい。
◆一周忌や三回忌では時間の経過にも配慮しましょう
死去後、1年、2年と時間が経過するにしたがって、ご遺族のお気持ちは
次第に落ち着きを取り戻すことがありますので、生前の思い出などを述べて
故人様を懐かしむような挨拶を心掛けた方が良いでしょう。
さらに七回忌以上の法要では、悲しみを乗り越えて、力強く生きているという
前向きな姿勢を示しつつ、故人様の微笑ましいエピソードなどを披露してあげ、
その場の雰囲気を和やかにするような挨拶をしてあげるのも良いでしょう。