葬儀と結婚式が重なった場合はどうすれば…?

勝山宏則

勝山宏則

テーマ:マナー

日常の付き合いの中で、弔辞と慶事が重なる事があります。

たとえば、知人の結婚式と親戚の葬儀が重なるケースです。

その場合は、時間的に調整がつけば双方に出席するのが

好ましいですが、それ以外では弔辞に参列するのが良いと

思われます。


一般的には、慶事より弔辞を優先する事がマナーとされて

おり、葬儀はその人にとって最後の厳粛なる儀式であるという

考え方によるところからきているようです。

その際の欠席理由は、葬儀のためなどのストレートな表現は

避け、「家庭の都合」或いは「やむを得ない事情」などと言葉を

濁して、欠席のお詫びとともに相手に伝えると良いでしょう。


また、喪家に対する心遣いとして、自身や家庭の結婚式と

重なったり、或いは出産を控えている場合などは、葬儀への参列は

ご遠慮しましょう。その場合には、弔電を打つか、後日お悔やみの

手紙を書くなどして、喪家に弔意を表すことをお勧めいたします。





リンクをコピーしました

Mybestpro Members

勝山宏則
専門家

勝山宏則(葬祭ディレクター)

大成祭典株式会社

80年以上に渡り、冠婚葬祭を取り扱ってきた葬儀社「大成祭典」。ご遺族に寄り添った葬儀施行、徹底した社員教育によって高い顧客満足度を実現する。

勝山宏則プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

対応安心度調査2位の葬儀社を統括する葬祭ディレクター

勝山宏則プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼