【キッチンステージ】国際ホテル・レストラン・ショー~地域食材を活用した食の魅力を発信~
料理研究家のくしもとちあきです。
さて突然ですが、「房総ジビエ」みなさまご存知でしょうか。
千葉県主催、茂原市で開催された房総ジビエ施設見学会に参加してきました。
千葉県では、県内で捕獲された野生鳥獣、とくにイノシシ、シカの肉を『房総ジビエ』と銘打って、房総ジビエフェアを開催するなど消費拡大に取り組んでいます。
県内では、イノシシによる農作物等への被害が深刻化しているそう。
今回、捕獲・流通加工のための施設『ジビエ工房茂原』を見学させていただきました。
下の写真は、捕獲・運搬のための車両です。
こちらは、警備会社のALSOK千葉が運営されています。
え、ALSOKさん??と思われる方も多いかと思います。
実は、本業の警備業で培った独自の害獣捕獲法で茂原市の有害鳥獣駆除をしているそうで、このたびこちらの施設がお目見えとなりました。
まだ稼働したばかりの新しい施設ですが、空気の移動も許さないクリーンな設備に驚きました。
施設見学のあとは、房総ジビエ弁当の試食会。
その美味しさはこれまでのジビエ料理のイメージが変わるほど。
コロナ対策も万全の試食会でした。
その後は県内の処理施設、飲食店シェフ、卸売業者のみなさんとの意見交換の場へ。
加工側、調理側のみなさん、ご意見が聞けて勉強になりました。
房総ジビエ、これから拡大していく予定とのことですが、見かけたらぜひお手にとってみてくださいね。
今後も各地の食の魅力や美味しさをご紹介できればと思っています。
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パンをメインに食と地域と人をつなぐ専門家
くしもとちあき