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コラム
山村暮鳥「風景 純銀もざいく」を朗読しました!
2016年3月22日 公開 / 2017年2月21日更新
今年いちばん最初に出た桜の開花予想では、東京が一番手で、その予想では今ごろすでに咲いているはずでした。春分の日に池上本門寺を歩きましたが、まだ梅園の方が盛りだったようで、桜はもう少し待たなければ、という感じを受けました。
一方、菜の花はすでに、暖かい地方では咲きそろっているというニュースを目にします。また、「国語」においては、小学校6年生の教科書などに、「いちめんのなのはな」の繰り返しで知られる山村暮鳥の「風景 純銀もざいく」という詩が掲載されており、子どもたちの話などを聞いていると、例年まだ菜の花が咲いている4月の新学期早々に、授業で扱うことが多いようです。
もちろん、私ども言問学舎でも、例年春期講習中に、新小6、新中1の生徒などに、教えます。この作品を「教える」というよりは「味わい」、もって日本語のしらべ、音韻を身につけることの一助とするとともに、この詩について「考える」ことで、国語を学ぶ上での大切なことを、経験してもらおうというスタイルです。
昨年6月に「詩の朗読」をはじめた時から、今年の春には必ずこの詩を読ませていただこう、と考えておりましたが、ちょうど昨日、機も熟したと考えて、実施した次第です。ご家庭で「風景 純銀もざいく」を読んでみよう、考えてみようという方々のお役に立てれば幸いです。
国語力.com「鑑賞と学習」もご覧下さい。
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