高校生の期末テスト対策 『こころ』(夏目漱石)の解釈はこれで万全!
新しく高校という広い世界へ飛びこんで、ほぼ1ヶ月が経ちました。そろそろ通学にも慣れ、また、待ちに待ったゴールデンウィークで、楽しみが一杯のことでしょう。
楽しむ時は、思い切り楽しんで下さい(もちろん、羽目を外しすぎないように)。
そして連休が明けると、最初の中間テストが近づいて来ます。何ごとも最初が肝心!ここでは古文の「文法」について、さらりと一番大事なところだけをお教えします。
一.文語では、動詞は「る」が消える!
サ変動詞「す」、カ変動詞「来(く)」のことを考えて下さい。それぞれ口語では「する」「来る」ですね。これが文語では、「す」と「く」になるのです。この感覚を、はやくつかんで下さい。
上二段の「起きる」は「起く」、下二段の「食べる」なら、「食ぶ」になります。この終止形の変化で混乱する人がもっとも多いので、はやく慣れましょう。これは単純に「慣れ」の問題で済むことです。
二.動詞の活用は、活用表の丸暗記でなく、あとの語につなげて覚える!
たとえば四段動詞「書く」の場合、活用表通りに「か-き-く-く-け-け」と覚えることが多いと思います(学校の授業で)。上記の上二段「起く」ならば「き-き-く-くる-くれ-きよ」ですね。
もし、すでにこの方式で一生懸命覚え始めていたら、そのまま完璧に覚えて下さい。
そして、九種類の活用を覚え終わったら、あるいはこれから覚えようとする人は、ぜひ、次にご説明する方法で、覚えるようにしましょう。
四段「書く」 書か-ず/書き-たり/書く/書く-とき/書け-ども/書け
上二「起く」 起き-ず/起き-たり/起く/起くる-とき/起くれ-ども/起きよ
理由は簡単です。こうやって身につけた方が、あとでずっと上手に使いこなせるようになるからです。もっと詳しい説明は、いま少し文語文法になじんだころ、きちんとお話しする予定です。まずは中間テストに向けて、この二点を意識して頑張ってみて下さい。
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