皇室継承から「性別」と「生まれ順」の自身の影響を英語で俯瞰

豊田朋子

豊田朋子

テーマ:今週の授業(Global youth)

あなたは長男?長女?末っ子?人っ子?自身の立場から皇位継承問題考える
 
 政治や社会の問題は、身近な疑問から考え始めることができます。
 今回、皇位継承問題を考える前に、まず自分自身の家族での立場について、英語で話し合います。
あなたは長男? 長女? それとも一人っ子?
それぞれにメリットもあれば、大変なこともあります。
「長男だから、しっかりしなさい」
「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい」
そんな言葉を聞いたことはありませんか?
 私たちは、性別や生まれた順番によって、知らず知らずのうちに役割を期待されていることがあります。
授業では、こんな簡単な英語の質問からスタートします。

•Are you the oldest child or an only child?
あなたは長子ですか? 一人っ子ですか?
•What is good about being the oldest child?
いちばん上の子であることのメリットは?
•Do your parents treat you differently from your brothers or sisters?
親は、あなたときょうだいを違うように扱いますか?
•Do you think boys and girls are treated differently in Japan?
日本では、男の子と女の子は違うように扱われていると思いますか?

そして、もう一歩踏み込んで考えます。
Should your birth order or gender decide your future?
生まれた順番や性別によって、あなたの将来が決められてよいのでしょうか?

なぜ、愛子さまは天皇になれないの?
ここで、話題を皇位継承問題へと広げます。
愛子さまは、天皇皇后両陛下の一人娘です。
しかし、現在の皇室典範では、皇位を継承できるのは「男系の男子」と定められています。
そのため、愛子さまは女性であることを理由に、皇位継承の対象となっていません。
海外では日本の皇位継承問題への関心が高く、報道では、こうした制度に対して、素朴な疑問が投げかけられることがあります。

Why not simply change the rule?
なぜ、単純にルールを変えないのでしょうか?


 もちろん、長い歴史を持つ皇室制度には、伝統や継続性を重視する考え方があります。
一方で、性別によって機会が制限されることを、現代の平等という観点から問い直す考え方もあります。
ここで大切なのは、最初から答えを決めつけることではありません。

家族の中での立場という身近な経験から、性別、生まれた順番、伝統、平等、そして日本の制度へ。
一つの疑問を入り口に、社会の仕組みを少し違う角度から眺めてみる。それが、今回の授業の目的です。
英語でニュースに触れると、日本国内だけでは気づきにくい視点にも出会えます。
異なる立場の考えを知り、自分の頭で考え、自分の言葉で意見を伝える。そ
の積み重ねが、社会を読み解く力につながります。

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豊田朋子
専門家

豊田朋子(英語講師)

株式会社ダイバース・キッズ / Global kids英語会

文字と音の法則で学ぶ「フォニックス教授法」をベースに、日本の子どもに欠けがちな発信力をはぐくむプログラムを実施。本格的な英語プレゼン大会で成果を発表。専門訓練を受けたプロ講師たちが熱意を持って指導する

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