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鈴木寛彦

不妊で悩む女性の思いに応える漢方薬の薬剤師

鈴木寛彦(すずきひろひこ) / 薬剤師

不妊専門 むつみ薬局

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コラム

心の明るさは妊娠を助ける?

2020年8月20日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:妊活コラム

コラムカテゴリ:医療・病院

コラムキーワード: 冷え性改善再婚 婚活漢方薬 妊活



物事を前向きに、明るく受け止められる人は体内をよい“気”がめぐり、漢方薬も早く効くそうです。だから、できるだけポジティブシンキング!自然や神社から、よい“気”をもらうものおすすめ。

できやすい人とできにくい人の差は?
 毎日のように「赤ちゃんが欲しい」と来店なさるかたたちのご相談を受けていますが、その後すぐに妊娠されるからもいれば、何年たってもなかなかよい結果が出ない方もいらっしゃいます。もちろん赤ちゃんができにくい原因やそれぞれのかたの体の状態などによって、不妊治療や漢方薬の効果の出方に差があったり、効果が出るまでの時間が長かったりするのは当然のことです。
 でもたくさんのお客さまと接しているうちに、そうした問題とは別に、そのかたの性格も大きく影響しているのではないか・・・・と思うようになりました。
 私が感じた赤ちゃんができやすい人の性格の特徴は「明るい」「前向き」「プラス思考」。逆にできにくい人は「暗い」「マイナス思考」「不平や不満をいだきやすい人」が多いように感じます。では実際に、こういった性格が、体にどのような影響を与えるのでしょうか。

よい“気”がめぐれば漢方薬もよく効く
 漢方は“気”の医学ともいいます。“気”というのは目に見えませんが、私たちの体の中を流れているエネルギーのこと。もちろん赤ちゃんも“気”を持って生れてきます。「オギャー」と元気な泣き声を上げてこの世に出てくる赤ちゃんは、まさに“気”=エネルギーのかたまりのようなものと考えてよいでしょう。
 そして漢方では、お母さんやお父さんの“気”が弱い、よい“気”が不足していると、赤ちゃんはできにくいと考えているのです。よい“気”を持っている人は、体もとてもすなおな状態にあります。そのため飲んだ漢方薬が非常によき効き、その結果、体もあたたまりやすく、血の流れもすぐによくなり、よい結果が出やすいのです。逆にマイナス思考の人は物事を悪く考えるためか、“気”(元気)がなく、漢方薬の効きめも出にくくなってしまいます。

よい“気”がいいことを運んでくる!
 よくいわれることですが「物は考えよう」、受け止め方しだいです。たとえば赤ちゃんがなかなかできなくても、赤ちゃんが欲しいなと思って夫婦ふたりでいっしょにがんばっていることを楽しんだり、喜びを感じられる人は、体によい“気”がめぐります。よい“気”がめぐれば漢方薬が効きやすいだけでなく、気持ちがすなおになる、他人の意見も受け入れられるようになるので人間関係も円滑になるなど、きっといいことづくめ。
逆に「周りの友だちは何の努力もしないで妊娠した」「夫が不妊治療に協力的でないから、いつまでも妊娠できない」など、心に不平や不満をかかえていると体からよい“気”(元気)がなくなり、漢方薬もなかなか効いてくれなくなります。そして、いつもイライラして、周囲ともトラブルを起こしやすくなるでしょう。
 まさに病は“気”から。体によい“気”をめぐらせるためにも、できるだけ気持ちを明るく、前向きに保つように心がけましょう。
 よい“気”を得るために海や山など自然の中に行ったり、神社や最近人気のパワースポットなどに出かけ、気分転換するのもよいと思います。

この記事を書いたプロ

鈴木寛彦

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