【徳島県・中3】第2回基礎学力テストまであと2週間!残り14日で優先すべき勉強とは?

原田恭兵

原田恭兵

テーマ:受験情報

徳島県の中学3年生を対象とした
第2回基礎学力テストが、
11月11日(水)に実施されます。

10月28日(水)の今日で、
テストまで残り14日となりました。

第1回基礎学力テストの結果を受けて、

「第2回こそは点数を上げたい」

「勉強しているのに、なかなか結果につながらない」

「残り2週間で、
何を勉強すればよいのか分からない」

と悩んでいる中学3年生や保護者の方も
いらっしゃるのではないでしょうか。

第2回基礎学力テストは、
今後の進路を考えるうえでも
重要なテストの一つです。

しかし、
テストまで残り2週間となった今、
焦って新しい問題集を購入したり、
すべての苦手分野を
最初から復習しようとしたりすることは、
必ずしも効果的ではありません。

なぜなら、
残された時間には限りがあるからです。

私は、
テスト直前の勉強では
「何を勉強するか」と同じくらい、
「何を今は勉強しないか」を決めることが大切
だと考えています。

今回は、
第2回基礎学力テストまで残り14日となった今、
得点につながる勉強をするために
意識してほしいことを
お話ししたいと思います。

残り2週間で大切なのは、すべてを勉強しようとしないこと

テストが近づくと、
苦手な単元をすべて復習しなければならないと
考える生徒がいます。

数学も英語も苦手だから、
最初からやり直そう。

理科や社会も覚えていないことが多いから、
教科書を最初から読み直そう。

その気持ちはよく分かります。

しかし、
残り14日という限られた時間で、
すべての単元を十分に復習することは
簡単ではありません。

特に、
学校の授業や宿題もある中で、
5教科すべてを最初から勉強し直すのは、
現実的ではない場合が多いでしょう。

そこで考えてほしいのが、
「今から勉強することで、
点数につながる可能性が高い部分はどこか」
ということです。

例えば、数学の計算問題を考えてみましょう。

普段は解けるのに、
符号のミスや計算間違いで失点しているのであれば、
残り2週間で改善できる可能性があります。

一方で、
難しい応用問題を
ほとんど理解できていない状態から、
短期間で安定して解けるようにするのは、
時間がかかるかもしれません。

理科や社会も同じです。

基本的な用語や重要事項を覚えていないのであれば、
そこを整理することで
正答できる問題が増える可能性があります。

しかし、
細かな知識ばかりを追いかけて、
基本的な問題を落としてしまっては
本末転倒です。

もちろん、
難しい問題に取り組むことが
無意味だというわけではありません。

すでに基礎が十分に身についている生徒であれば、
応用問題の演習が
得点アップにつながることもあります。

大切なのは、
全員が同じ勉強をするのではなく、
今の自分に必要な勉強を選ぶことです。

私は、
テスト直前の勉強では、
問題を次の3つに分けて考えることを
おすすめしています。

① 分かっているのに間違えた問題

計算ミス、問題文の読み間違い、
漢字の書き間違いなどです。

こうした問題は、
原因を確認し、
同じ間違いをしないための
練習をすることで、
比較的短期間でも
改善できる可能性があります。

② 解説を読めば理解できる問題

解き方を忘れていた問題や、
少し考えれば解けそうだった問題です。

このような問題は、
復習する価値が高いと考えられます。

解説を読んで終わりにせず、
何も見ずにもう一度解けるか
確認することが重要です。

③ 解説を読んでも理解できない問題

このような問題は、
以前の学習内容まで戻って
復習する必要があるかもしれません。

もちろん、
放置してよいわけではありませんが、
残り時間とのバランスを考える必要があります。

特に、
他に復習すれば
解けるようになりそうな問題が
多く残っているのであれば、
まずはそちらを
優先する方がよい場合もあります。

このように、
問題を整理するだけでも、
今から取り組むべき勉強が見えてきます。

目標点数によって、優先すべき勉強は変わる

ここで、
もう一つ大切なことがあります。

それは、
現在の学力や目標点数によって、
勉強の優先順位は違うということです。

例えば、
5教科の合計点が200点前後の生徒と、
400点前後の生徒では、
同じ問題集を使っていても、
優先するべき内容は異なるでしょう。

まず、
基本的な問題での失点が多い生徒の場合です。

このような生徒には、
難しい応用問題よりも、
基礎的な内容の定着を
優先してほしいと思います。

数学であれば、
基本的な計算や方程式の解き方。

英語であれば、
基本的な単語や文法、英文の構造。

理科や社会であれば、
重要な用語や基本的な仕組みの理解。

国語であれば、
漢字や語句、
文章中から根拠を見つける
基本的な読み方などです。

基礎的な問題で
安定して得点できるようになれば、
それだけでも点数が
変わる可能性があります。

一方で、
基本問題はおおむね解けているものの、
応用問題で失点している生徒の場合は、
少し違った勉強が必要です。

例えば、
数学の一次関数で、
グラフの読み取りや
基本的な式の求め方はできるけれど、
複数の条件を組み合わせた問題になると解けない。

英語では、
基本的な文法は理解しているけれど、
長文読解で時間が足りなくなる。

このような場合には、
単に基本問題を繰り返すだけでなく、
少し難しい問題に挑戦し、
考え方や解答までの手順を
確認する必要があります。

また、
すでに高得点を取れている生徒の場合は、
難問への挑戦だけでなく、
取りこぼしを減らすことも重要です。

難しい問題を
1問解けるようになることも大切ですが、
普段なら解ける問題を確実に正解することも、
得点を安定させるうえで欠かせません。

ただし、
ここで紹介した点数は、
あくまで考え方を説明するための例です。

実際には、
合計点だけでなく、
教科ごとの得点や
間違えた問題の内容を見て
判断する必要があります。

例えば、
同じ300点でも、
5教科が60点ずつの生徒と、
得意教科が90点、苦手教科が30点という生徒では、
勉強の進め方が変わってきます。

だからこそ、
まずは第1回基礎学力テストの答案を
見直してほしいのです。

どの教科で失点しているのか。

その失点は、知識不足によるものなのか。

それとも、
問題の読み間違いや
時間不足によるものなのか。

点数だけを見るのではなく、
失点の原因を分析することが、
残り2週間の勉強を考える出発点になります。

残り14日間は「復習→演習→確認」の順番で進めよう

では、
実際に
残り14日間を
どのように使えばよいのでしょうか。

私は、
大きく3つの期間に分けて
考えることをおすすめします。

【10月28日〜11月1日】苦手分野の整理と基本事項の復習
最初の5日間は、
まず第1回基礎学力テストの答案や、
これまでに解いた問題集を
見直してほしいと思います。

新しい問題を次々に解く前に、
自分がどこで失点しているのかを
確認するのです。

例えば、
数学で方程式の文章問題を
間違えているのであれば、
式を立てるところが苦手なのか、
計算で間違えているのかを確認します。

理科で電流の問題を
間違えているのであれば、
公式を覚えていないのか、
回路の仕組みを理解できていないのかを
考えます。

そして、
今から改善できそうな部分を中心に
復習を進めます。

ここで注意してほしいのは、
ノートをきれいにまとめることに
時間をかけすぎないことです。

ノートをまとめること自体は
悪いことではありません。

しかし、
テストまで時間が限られている今は、
知識を整理するだけでなく、
実際に問題を解けるようになることが
重要です。

【11月2日〜11月7日】問題演習を通して、解ける問題を増やす
次の6日間は、
復習した内容を使って
問題を解く時間を
増やしてほしいと思います。

基本事項を覚えたつもりでも、
実際に問題を解こうとすると
答えられないことがあります。

例えば、
社会の重要語句を覚えていても、
資料を読み取る問題になると答えられない。

英語の文法を理解していても、
英文の中で使われると
意味が分からなくなる。

こうしたことは珍しくありません。

そのため、
知識を覚えるだけでなく、
問題を解く練習が必要です。

ここで大切なのが、
間違えた問題への対応です。

答え合わせをして、
正しい答えを書き写すだけでは、
十分な復習になりません。

なぜ間違えたのか。

どの知識が不足していたのか。

どのように考えれば正解できたのか。

こうしたことを確認したうえで、
時間を置いて
もう一度解いてみてください。

「解説を読んで分かった」から
「何も見ずに解ける」へ変えること
が重要です。

また、
可能であれば
時間を意識した演習も
取り入れてほしいと思います。

問題を解く力があっても、
時間配分を間違えると、
最後まで解き終わらないことが
あるからです。

【11月8日〜11月10日】最終確認と取りこぼしの防止

テスト直前の3日間は、
新しい難問に次々と挑戦するよりも、
これまでに学習した内容を
確認することを
優先してほしいと思います。

特に、
以前は間違えていたけれど、
復習によって解けるようになった問題を
もう一度確認することが大切です。

ここで解けなければ、
まだ理解が十分ではない可能性があります。

反対に、
何も見ずに正解できるようになっていれば、
一つの成長として
自信につなげてほしいと思います。

また、
理科や社会の重要事項、
英単語、漢字など、
短時間で確認できる内容も
整理しておくとよいでしょう。

ただし、
テスト前日になって
夜遅くまで勉強することは
おすすめしません。

睡眠不足になると、
集中力や注意力に
影響する可能性があります。

前日は無理に勉強時間を増やすよりも、
必要な確認を終え、
十分な睡眠を取って
当日を迎えてほしいと思います。

この14日間の計画は、
あくまで一例です。

学校の予定や現在の理解度に合わせて、
無理のない形に調整してください。

大切なのは、
毎日何時間勉強したかだけでなく、
その日の勉強によって、
何ができるようになったのかを確認すること
です。

残り2週間で避けたい、3つの勉強の落とし穴

最後に、
テスト直前だからこそ
気をつけてほしい勉強法について
お話しします。

一つ目は、
新しい問題集に次々と手を出すこと
です。

テストが近づくと、
今使っている問題集だけでは不安になり、
新しい教材を購入したくなることがあります。

しかし、
問題集を何冊持っているかと、
学力が身についているかは別の話です。

すでに使っている問題集に、
まだ解けない問題が残っているのであれば、
まずはその問題を
解けるようにすることをおすすめします。

二つ目は、
得意な教科ばかり勉強すること
です。

得意な教科は問題が解けるため、
勉強していて
楽しく感じられることがあります。

一方で、
苦手な教科は思うように進まず、
つい後回しにしてしまうことも
あるでしょう。

もちろん、
得意教科をさらに伸ばすことも大切です。

しかし、
苦手教科に基本的な問題での失点が
多く残っているのであれば、
そこを改善することで
合計点を伸ばせる可能性があります。

どの教科に時間をかけるかは、
得意・不得意だけでなく、
得点につながる可能性を考えて
判断してほしいと思います。

三つ目は、
勉強時間だけで満足してしまうこと
です。

「今日は5時間勉強した」

「昨日より長く勉強できた」

それ自体は努力の一つです。

しかし、
長時間机に向かっていても、
分からない問題をそのままにしていたり、
答えを書き写しているだけだったりすれば、
学力が十分に身につかないこともあります。

反対に、
短い時間でも、
自分の苦手な部分を理解し、
解けなかった問題を解けるようにできれば、
意味のある勉強になります。

私は、
テスト直前の勉強で大切なのは、
勉強時間の長さよりも、
学習の中身だと考えています。

その日の勉強を終えたときに、

「今日は何ができるようになった?」

と自分に問いかけてみてください。

その答えが具体的に出てくるのであれば、
得点につながる勉強ができている可能性があります。

---

第2回基礎学力テストまで、残り14日。

この時期になると、
周りの生徒がどれくらい勉強しているのか、
どのような問題集を使っているのかが
気になることもあるでしょう。

しかし、
他の生徒と同じ勉強をすれば、
同じように点数が伸びるわけではありません。

大切なのは、
自分の現在の学力を理解し、
自分に必要な勉強を選ぶことです。

残り2週間で、
すべての苦手を克服することは
難しいかもしれません。

それでも、
今まで間違えていた問題を
一つでも多く解けるようにすることはできます。

計算ミスを減らすこともできます。

覚えていなかった重要事項を覚えることもできます。

時間配分を見直すこともできます。

こうした小さな改善の積み重ねが、
テスト当日の得点に
つながっていくのだと思います。

残り14日間で大切なのは、
焦って勉強量を増やすことではなく、
今の自分に必要な勉強を見極めることです。

第1回基礎学力テストの結果が
思うようにいかなかった生徒も、
そこで諦める必要はありません。

結果を振り返り、
改善できる部分を見つけ、
残りの時間を大切に使ってほしいと思います。

未来舎でも、
生徒一人ひとりの理解度や
学習状況に合わせて、
必要な内容を優先しながら
学習を進めています。

第2回基礎学力テストに向けた勉強方法や、
今後の高校受験についてお悩みの方は、
お気軽にご相談ください。

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※出題予想は未来舎独自の分析に基づくものであり、
実際の出題を保証するものではありません。

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原田恭兵
専門家

原田恭兵(塾講師)

学童塾 (株)未来舎

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原田恭兵プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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