【徳島県・基礎学力テスト2026】第2回は11月11日|過去問から見る5教科の傾向と今から始めたい対策

原田恭兵

原田恭兵

テーマ:受験情報

徳島県の中学3年生は、
本日10月7日に
第1回基礎学力テストを迎えました。

ここまで第1回に向けて勉強してきた
中学3年生のみなさん、
本当にお疲れさまでした。

「やっと終わった」

と、少しゆっくりしたい気持ちも
あると思います。

もちろん、
今日は一度休んでもいいと思います。

ただ、
受験勉強全体で考えると、
ここで終わりではありません。

第2回基礎学力テストは11月11日。

第1回が終わってから、
第2回までは約5週間です。

長いように感じるかもしれませんが、
学校の授業や行事、普段の宿題などをしながら
5教科を勉強すると考えると、
それほど余裕があるわけではありません。

そこで今回は、
未来舎でこれまでの
基礎学力テストの過去問を
分析してきた内容をもとに、

「第2回基礎学力テストはどのようなテストなのか」
「今からどんな勉強をしておきたいのか」

を5教科に分けて整理します。

なお、
本日実施された第1回基礎学力テストについては、
実際の問題を確認したうえで改めて分析します。

今回は、
これまでの過去問から見える
大きな傾向と、
第2回に向けて
今から準備しておきたいことに絞って
お伝えします。

第2回は「覚えている」だけでは対応しにくくなる

第1回から第2回になると、
当然ながら試験範囲は広がります。

中学3年生で新しく習った内容も
増えていきます。

しかし、
私が過去問を見ていて重要だと感じるのは、
単純に「覚える量が増える」ということだけではありません。

国語なら、
文章を読んで根拠をもとに自分で答える。

数学なら、
基本的な計算ができるだけでなく、
それを関数や図形の問題で使う。

英語なら、
単語や文法を覚えたうえで、
長文や英作文で使う。

理科なら、
用語を知っているだけではなく、
実験結果やグラフから考える。

社会なら、
覚えた知識を
資料・地図・統計などと結びつける。

つまり、
「知っているか」から、
「知っていることを使えるか」へ。

第2回では、
この部分を意識した勉強が
より重要になってきます。

だからこそ、
11月になってから
慌てて暗記を始めるのではなく、
今のうちに基礎を固め、
その知識を問題の中で
使う練習まで進めておきたいところです。

国語|漢字だけでなく「本文を根拠に答える」練習を

国語は、

漢字・語句・文法
文学的文章
古典
説明的文章・論説文
作文・記述

など、幅広い力が問われます。

国語で注意したいのは、
「国語は何を勉強したらいいか分からない」と
なりやすいことです。

漢字だけを勉強して
終わってしまう子も
少なくありません。

もちろん漢字や語句は、
勉強した分だけ得点につなげやすいので
大切です。

ただ、
それだけでは
国語全体の得点は
伸ばしにくくなります。

過去問を見ていて
特に大切だと感じるのが、

本文のどこを根拠にして答えたのか
を考えること。

記述問題で、

「なんとなくこんな感じだと思う」

と答えるのではなく、

「この部分にこう書かれているから、
この答えになる」

と説明できるようにしておきたいです。

また、
古典についても
後回しにしないこと。

国語は短期間で
一気に仕上げようとするよりも、
漢字・古典などの基本を押さえながら、
説明文や論説文、記述問題を
少しずつ解いていく方が
取り組みやすい教科です。

今からの対策は、
「漢字だけ」ではなく、
実際に文章を読んで答える時間を作ること。

これを意識してみてください。

数学|基本問題を落とさず、関数・図形に時間を使える状態へ

数学は、
基本的な計算から
方程式、関数、図形など
幅広く出題されます。

そして後半に進むほど、

「公式を知っているだけでは解けない問題」

が増えていきます。

ここで重要なのは、

「難しい問題をたくさん解かなければ」

と考えて、
いきなり大問ばかり
練習しないことです。

関数や図形に時間をかけるためには、
その前にある計算や
基本問題を素早く
正確に処理できなければいけません。

基本計算で何度も止まる。

方程式で計算ミスをする。

基本的な関数の問題で時間を使う。

その状態では、
後半の問題を
じっくり考える時間が残りません。

だからまず、
「取るべき基本問題を確実に取れる状態」
を作る。

そのうえで、
関数や図形などの
大問に取り組む。

第2回に向けては、
中学3年生で
新しく習う内容も
重要になってきます。

「難問が解けるようになること」だけを
目標にするのではなく、
基本を速く正確に処理する力+考える問題に時間を使う力
の両方を準備していきたいところです。

英語|単語・文法を「覚える」から「使う」へ

英語も、
単語と文法だけを
覚えて終わる教科ではありません。

リスニング、会話文、資料を使った問題、
長文読解、英作文など、
さまざまな形で英語を使う力が問われます。

単語や文法はもちろん必要です。

しかし、
「この文法問題なら解ける」
のに、
「長文の中に出てくると分からない」
という子は少なくありません。

これは、
知識がないのではなく、
知識を実際の英文の中で使う経験が
足りていない可能性があります。

だから第2回に向けては、
単語を覚える。

文法を復習する。

そこで終わらず、
実際に英文を読む、
そして自分でも英文を書く。

ここまでを一つの勉強として
考えてほしいと思います。

特に英作文は、

「分かるけど書けない」

が起こりやすいところです。

頭の中で考えるだけではなく、
実際に自分で英文を書く。

そして間違えたところを直す。

この繰り返しを今から始めておくと、
第2回だけでなく高校入試にもつながっていきます。

理科|用語暗記で終わらず「なぜそうなるか」を説明できるように

理科は暗記科目と
思われることがあります。

もちろん、
基本的な用語を覚えることは
必要です。

ただ、
基礎学力テストの過去問を見ていると、
それだけでは対応しにくい問題があります。

実験。
観察。
表。
グラフ。
計算。

そして、
「なぜその結果になるのか」
を考える問題です。

たとえば実験問題なら、
実験器具の名前だけ
覚えて終わるのではなく、

「何を調べるための実験なのか」

「条件を変えると結果はどうなるのか」

「このグラフから何が読み取れるのか」

まで考える。

「言葉を覚える勉強」から、
「結果を説明する勉強」へ進めること
が大切です。

問題を解いたあとも、

「答えは○○だった」

だけで終わらせず、

「なぜ○○になるのか説明できる?」

と自分に問いかけてみる。

説明できなければ、
そこがもう一度勉強するところです。

社会|丸暗記だけでなく、資料と知識を結びつける

社会も
「覚えれば点が取れる教科」
と思われやすいですが、
過去問を見ると、
それだけではありません。

地理なら地図や統計資料。
歴史なら年表や史料。
公民ならグラフや社会の仕組み。

こうした資料から必要な情報を読み取り、
自分が覚えている知識と
結びつける必要があります。

たとえば歴史でも、

「この出来事は何年?」

だけではなく、

なぜその出来事が起こり、
その後何につながったのか。

地理でも、

「この県の特産品は?」

だけではなく、

気候・地形・産業などと
結びつけて考える。

こうした勉強が必要です。

そして第2回では、
公民についても
意識しておきたいところです。

学校で習ったところを
後回しにせず、
その都度復習しておく。

「覚える→資料を見る→知識と結びつける」
までをセットにする。

社会は、
これを意識するだけでも
問題への向き合い方が
かなり変わります。

11月11日までの約5週間を「全部やり直す期間」にしない

第1回が終わると、

「第2回に向けて、
もう一度全部勉強し直そう」

と思うかもしれません。

でも、
5教科すべてを
最初からやり直していたら、
約5週間はあっという間に終わります。

まずやってほしいのは、
第1回までに勉強した内容を
全部捨てないこと。

せっかく覚えた
漢字、英単語、理社の知識、
数学の解き方を、
次の1か月で忘れてしまっては
もったいありません。

そのうえで、
第2回までに新しく習う内容を
積み重ねる。

そして、
覚えた知識を使って
考える問題に取り組む。

この3つを並行して
進めることが重要です。

つまり、
第1回までの復習+新しく習う内容+実戦問題
です。

第2回直前になってから
一気に仕上げるのではなく、
今から少しずつ
積み上げていきましょう。

第1回の問題が分かり次第、さらに詳しく分析します

今回は、
これまでの基礎学力テストの過去問をもとに、
5教科の大きな傾向と
第2回に向けた勉強の方向性を
まとめました。

ただし、
今年の第2回を考えるうえで、
非常に重要なのが
本日実施された第1回の問題です。

どの単元が出たのか。

どんな形式だったのか。

過去の傾向と同じだったのか。

変化したところはあったのか。

そして、
第1回で出題された内容を踏まえると、
第2回ではどこに注目したいのか。

ここについては、
実際の問題を確認しないまま
予想するべきではないと思っています。

そのため、
第1回基礎学力テストの問題が届き次第、
今年の問題を実際に分析したうえで、
第2回に向けたより詳しい記事を公開する予定です。

第2回基礎学力テストは11月11日。

約5週間あります。

第1回の結果だけを見て
一喜一憂するのではなく、

「次の5週間で何をできるようにするか」

を考える。

今日からまた、
次のテストに向けた
準備が始まります。

未来舎ホームページはこちら

お問い合わせはこちら

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

原田恭兵
専門家

原田恭兵(塾講師)

学童塾 (株)未来舎

子ども達一人一人をよく見ること、いいところがあったらすぐ褒めること、コミュニケーションをしっかり取ることを重視しています。だからこそ、それぞれの伸ばすべき個性を生かし、人間力と学力を育みます。

原田恭兵プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

一人一人の個性を見つけ褒めるプロ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ徳島
  3. 徳島のスクール・習い事
  4. 徳島の学習塾・進学塾
  5. 原田恭兵
  6. コラム一覧
  7. 【徳島県・基礎学力テスト2026】第2回は11月11日|過去問から見る5教科の傾向と今から始めたい対策

原田恭兵プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼