夏を制するものが・・・
徳島県の中学3年生が受ける第1回基礎学力テストが近づいてきました。
この時期になると、
「過去問は何年分やればいいですか?」
「できるだけたくさん解いた方がいいですか?」
「過去問を解いているけれど、
点数がなかなか上がりません」
という相談も増えてきます。
過去問を解くことは、
基礎学力テスト対策として大切です。
しかし、
私は「何年分解いたか」だけを
目標にしてほしくないと思っています。
5年分の過去問を解いて丸付けをして終わるよりも、
1回分の過去問から自分の弱点を見つけ、
できなかった問題をできるようにする。
その方が、
次の点数につながることがあります。
今回は、
第1回基礎学力テストを前に、
未来舎で大切にしている
**「過去問の使い方」**
についてお話しします。
第1回基礎学力テストまであと2週間|過去問は何年分やればいい?
「過去問は何年分やればいいですか?」
と聞かれると、
「3年分」
「5年分」
など、具体的な数字が欲しくなると思います。
しかし、
私は全員に同じ年数を
おすすめする必要はないと考えています。
例えば、
基礎がある程度身についている生徒なら、
複数年の過去問に取り組んで、
いろいろな問題に触れることには意味があります。
一方で、
まだ基本問題で多く失点している生徒が、
過去問を次々と解いても、
同じようなところで
何度も間違えてしまうことがあります。
そこで大切なのが、
「何年分解いたか」ではなく、
「過去問を解いた後に何をしたか」
です。
過去問を1回解いたら、
その結果を次の勉強につなげる。
それができてから、
次の過去問へ進む。
そのため、
私は「○年分やれば大丈夫」と一律に考えるより、
一つの過去問をどこまで自分の勉強に利用できたか
を見てほしいと思っています。
過去問を「解いて丸付け」で終わらせない
過去問を解いた後、
「数学は58点だった」
「前より10点上がった」
「今回は難しかった」
と点数だけ確認して、
すぐに次の年度の問題を解いていないでしょうか。
もちろん点数も大切です。
しかし、
本当に見てほしいのはその中身です。
例えば数学で58点だったとしても、
計算問題でたくさん落としているのか。
関数がほとんど解けなかったのか。
図形で時間を使いすぎたのか。
問題文を読み違えていたのか。
それによって、
次にする勉強は変わります。
理科で地震の問題をまとめて間違えているのであれば、
次の過去問を解く前に地震の単元へ戻った方がいいかもしれません。
社会で歴史の年代や出来事のつながりが曖昧なら、
そこを復習する必要があります。
英語で長文が最後まで読めなかったのであれば、
単語や文法だけでなく、
時間配分にも原因があるかもしれません。
つまり過去問は、
「今の点数を確認するためのもの」であると同時に、
「次に何を勉強すればいいのかを見つけるためのもの」
でもあります。
過去問を解いたら、
「何点だった?」
だけではなく、
「どこで点数を落とした?」
まで確認してみてください。
間違えた問題を3つに分けてみよう
過去問をより勉強に役立てるために、
未来舎でおすすめしたいのが、
間違えた問題の原因を分けることです。
難しく分類する必要はありません。
まずは次の3つくらいで十分です。
① 分からなくて解けなかった
公式や用語を覚えていなかった。
そもそも解き方が分からなかった。
習ったはずだけれど忘れていた。
この場合は、
過去問の解説を読むだけで終わらせず、
その単元の教科書や学校のワーク、
普段使っている問題集まで戻ることが必要です。
② 分かっていたのに間違えた
計算ミスをした。
問題文の条件を読み落とした。
単位を書き忘れた。
記号を間違えた。
こうした問題は
「ケアレスミスだった」で
終わらせないことが大切です。
「なぜ間違えたのか」を確認して、
同じ失点を繰り返さない方法を考えます。
③ 時間が足りなくて解けなかった
分からなかったのではなく、
最後までたどり着かなかった問題です。
この場合は知識だけでなく、
「一つの問題に時間を使いすぎていなかったか」
「難しい問題を後回しにできたか」
「見直しの時間を残せたか」
など、解く順番や時間配分も確認します。
同じ不正解でも、
「分からなかった」
「分かっていたのに間違えた」
「時間が足りなかった」
では、対策がまったく違います。
だからこそ、
過去問を解いた後の分析が大切なのです。
できなかった単元に戻ってから、もう一度解く
過去問で間違えた問題は、
解説を読んで正しい答えを書いたら
終わりではありません。
例えば理科の過去問を解いて、
地震の問題がほとんどできなかったとします。
その場合、
過去問を解く
↓
地震ができなかった
↓
教科書や学校のワークで地震を復習する
↓
基本問題を解く
↓
数日後、過去問の地震の問題をもう一度解く
という流れにします。
ここで大切なのは、
「解説を読んで分かった」ではなく、
「何も見ずにもう一度解けた」まで確認することです。
解説を読んだ直後は、
「分かった!」
と思うかもしれません。
しかし、
数日たって同じ問題を出されると、
また解けないことがあります。
それなら、
まだ自分の力になったとは言えません。
数学でも英語でも同じです。
関数ができなかったのであれば関数へ戻る。
英文法ができなかったのであれば、その文法へ戻る。
そして数日後、もう一度過去問に戻ってくる。
「過去問→弱点発見→単元復習→解き直し」
この流れを作ることが、
過去問を本当の意味で利用することだと考えています。
残り2週間なら「過去問を増やす」より「取れる問題を増やす」
第1回基礎学力テストが近づいてくると、
「もっと過去問をやらないと」
と焦るかもしれません。
しかし、
例えば過去問を3回分解いて、
3回とも同じような問題を間違えているのであれば、
4回目を解く前に一度立ち止まってみてください。
同じ単元を繰り返し間違えているなら、そこが今の弱点です。
そこを放置したまま新しい過去問へ進んでも、
また同じところで点数を落とす可能性があります。
残り2週間で大切なのは、
「過去問を何回やったか」を増やすことではなく、
「本番で取れる問題」を増やすことです。
最初に解いたときはできなかった問題が、数日後には自分一人で解けるようになった。
これが一問増えれば、本番で取れる可能性のある問題が一問増えたことになります。
過去問を5年分やった。
問題集を3冊やった。
勉強を4時間した。
こうした「量」も一つの目安にはなります。
しかし、この時期は特に、
「昨日できなかった何が、今日はできるようになったのか」
を意識して勉強してほしいと思います。
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【徳島県・基礎学力テスト2026】第1回まであと3週間|中3が今から優先したい勉強と
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第1回基礎学力テストに向けて「過去問→復習→解き直し」を
過去問は、
たくさん解けば
自動的に点数が上がるものではありません。
大切なのは、
過去問から自分の弱点を見つけることです。
そして、
① 本番と同じように時間を意識して過去問を解く
② 丸付けをする
③ 間違いを「分からない・ミス・時間不足」に分ける
④ 必要な単元まで戻って復習する
⑤ 数日後、もう一度自分の力で解く
この流れを繰り返してみてください。
過去問は、
「自分が何点取れるのかを確認するもの」だけではなく、
「次に何を勉強すれば点数を伸ばせるのかを教えてくれるもの」
でもあります。
未来舎でも、
基礎学力テストの過去問を
「何点だったか」で終わらせるのではなく、
答案から弱点を見つけ、必要な単元へ戻り、
もう一度自分で解ける状態にすることを大切にしています。
また、
未来舎では過去7年・21回分の基礎学力テストを分析し、
第1回で出題される内容について教科別に予想しています。
これから勉強する単元を考える際の参考として、
あわせてご覧ください。
【徳島県・基礎学力テスト2026】数学は何が出る?
【徳島県・基礎学力テスト2026】理科は何が出る?
【徳島県・基礎学力テスト2026】社会は何が出る?
【徳島県・基礎学力テスト2026】英語は何が出る?
第1回基礎学力テストで思ったように点数が取れない。
過去問を解いているけれど、
どこから復習すればいいのか分からない。
基礎学力テストの結果を、
今後の高校受験にどうつなげればいいのか分からない。
そんな方は、未来舎のホームページもご覧ください。
未来舎ホームページはこちら


