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【徳島県・基礎学力テスト2026】第1回は何点取ればいい?中3の点数と志望校の考え方

原田恭兵

原田恭兵

テーマ:受験情報

徳島県の中学3年生が受ける
第1回基礎学力テスト
が10月7日に実施されます。

テストが近づいてくると、

「第1回の基礎学力テストは何点取ればいいですか?」

「この点数で志望校は大丈夫でしょうか?」

「何点くらいあれば安心できますか?」

と、点数が気になってくる保護者の方も多いと思います。

高校受験を控えている以上、
点数が気になるのは当然です。

しかし未来舎では、
基礎学力テストの合計点だけを見て、
すぐに志望校を判断すること
はおすすめしていません。

なぜなら、
同じ300点でも、
その300点の「中身」は
一人ひとり違うからです。

今回は、
第1回基礎学力テストの点数をどう見ればいいのか
そして
志望校をどのように考えていけばいいのか
についてお話しします。

基礎学力テスト第1回、「何点取ればいい?」と気になる保護者へ

最初に結論からお伝えすると、
「第1回で○点取れば大丈夫」
と一律に考えることは難しいです。

もちろん、
点数は現在の学力を知るための大切な材料です。

しかし、

「300点だったから安心」

「250点だったから志望校を下げないといけない」

と、1回の合計点だけで判断するのは早いと思います。

特に第1回基礎学力テストは、
これからの受験勉強を考えるための
重要な材料になります。

だからこそ、

「何点だったか」だけではなく、
「その点数をどう取ったのか」を見ること
が大切です。

同じ300点でも「中身」はまったく違う

例えば、
第1回基礎学力テストで
300点だった2人の生徒がいたとします。

Aさんは、

数学70点
英語70点
国語65点
理科50点
社会45点

だったとします。

一方、Bさんは、

数学60点
英語60点
国語60点
理科60点
社会60点

だったとします。

合計点はどちらも300点です。

しかし、
これから必要になる勉強は
同じではありません。

Aさんなら、
理科や社会にまだ伸ばせる部分がないかを
詳しく確認したいところです。

Bさんなら、
特定の教科だけを見るのではなく、
5教科それぞれの答案を確認して、
どこで点数を増やせそうなのかを探す必要があります。

さらに、同じ300点でも、

「分からない問題が多くて300点だった」のか、
「本当は分かっていたのにミスが多くて300点だった」のか

でも意味が違います。

計算ミスだったのか。

問題文を読み違えたのか。

時間が足りなかったのか。

知識を忘れていたのか。

そもそも解き方が分からなかったのか。

合計点だけでは、
こうしたことまでは分かりません。

だから未来舎では、
点数を見るだけではなく、
答案の中身を見ること
を大切にしています。

関連記事
子どもの成績が上がらないとき、『点数』だけを見ていませんか?

「ケアレスミスだから仕方ない」で終わらせない

答案を見るときに、
未来舎でも特に気になっているのが
ケアレスミスです。

解き方は分かっているのに、
符号を間違える。

問題文の条件を読み落とす。

途中の計算を飛ばす。

単位を書き忘れる。

問題を最後まで読まずに答える。

こうしたミスで
点数を落としている生徒がいます。

そして未来舎で生徒たちを見ている限りでは、
ケアレスミスが多い生徒ほど、
スマートフォンを触っている時間が長い
傾向を感じています。

ただし、ここは注意が必要です。

「スマホを長時間使うからケアレスミスが増える」
と断定できるわけではありません。

2026年にJAMA Network Openに掲載された11〜18歳を対象とした研究では、学校でスマートフォンを頻繁に確認することと、認知的コントロールの低さとの関連が報告されています。ただし、この研究は横断研究であり、スマートフォンが原因なのか、もともと注意をコントロールしにくい子ほどスマートフォンを確認しやすいのかまでは分かっていません。

また、2025年の子ども・青少年を対象とした研究レビューでも、過度なデジタル機器への接触と、注意・抑制制御・ワーキングメモリなどとの関連が多くの研究で報告されています。一方で、有意な関連が確認されなかった研究もあり、利用内容や睡眠など複数の要因を考える必要があります。

そのため私は、

「分かっていたのに間違えた=ただのうっかり」

と簡単に片づけない方がいいと考えています。

テスト中、一つの問題に集中できていたのか。

途中で注意がそれていなかったか。

普段から短い間隔でスマホを確認する習慣がないか。

睡眠は十分取れているか。

こうしたところまで振り返ってみる価値があります。

例えば300点だったとしても、

① 分からない問題が多くて300点
② ケアレスミスが多くて300点
③ 時間が足りなくて300点

では、次に必要な対策が違います。

①なら、
理解できていない単元の復習。

②なら、
間違い方を分析するとともに、
集中できる学習環境や生活習慣についても確認する。

③なら、
時間配分や問題を解く順番を練習する。

同じ点数でも、
「なぜその点数になったのか」
によって次にする勉強は変わります。

関連記事
【高校受験】中3の2学期からスマホは親が預かってほしい

第1回の結果だけで志望校を決めなくていい

第1回基礎学力テストで
思っていたより点数が取れなかったとき、

「この点数では志望校は無理かもしれない」

と不安になることもあると思います。

しかし、

第1回の結果だけを見て、
すぐに志望校を下げる必要はない
と私は考えています。

徳島県の基礎学力テストは
第1回だけではありません。

第2回、第3回もあります。

これからの勉強によって
点数が伸びる生徒もいます。

そのため、第1回は、

「志望校を諦めるためのテスト」ではなく、
「これから何を勉強すればいいのかを考えるためのテスト」


として捉えてほしいと思います。

ただし、

「まだ第1回だから大丈夫」

と結果をそのままにしてしまうのも違います。

思ったような点数が取れなかったのであれば、
テストが終わった直後に
「なぜ取れなかったのか」を確認することが大切です。

第2回・第3回に向けて「どこで失点したのか」を見る

第1回基礎学力テストが返ってきたら、
点数だけでなく、
間違えた問題を確認してください。

例えば数学で50点だったとしても、

計算などの基本問題を何問も落として50点だったのか。

基本問題は取れているけれど、
関数や図形で取れずに50点だったのか。

これでは次にやるべき勉強が違います。

理科や社会でも、

知識を忘れていたのか。

資料やグラフを読み取れなかったのか。

記述問題で説明できなかったのか。

英語なら、単語・文法・長文・英作文のどこなのか。

国語なら、漢字や語句なのか、
文章の読み取りなのか、記述なのか。

「○点だった」から一歩進んで、
「次はどの問題を取れるようにするか」
を考えてください。

そして第2回、第3回と、

点数がどう変化しているのか。

同じ間違いを繰り返していないか。

苦手だった分野が取れるようになっているか。

を確認していきます。

基礎学力テストは、
現在の学力を知るだけのものではありません。

「次に何を勉強すればいいのか」
を教えてくれる材料でもあります。

未来舎では、
過去7年・21回分の基礎学力テストを分析し、
2026年度第1回について
教科別の出題傾向・予想もまとめています。

基礎学力テスト2026|数学の出題予想

基礎学力テスト2026|理科の出題予想

基礎学力テスト2026|社会の出題予想

基礎学力テスト2026|英語の出題予想

関連記事
第1回基礎学力テストまであと3週間|中3が今から優先したい勉強と『やらなくていいこと』
https://mbp-japan.com/tokushima/miraisha1994/column/5234851/

徳島県の基礎学力テスト・高校受験についてお悩みの方へ

未来舎でも、
第1回基礎学力テストの点数だけを見て、

「この高校は無理」

「この高校なら大丈夫」

と判断することはありません。

基礎学力テストだけでなく、
全県模試の結果、各教科の答案、
これまでの学習状況なども見ながら、
今後の勉強と志望校について考えていきます。

大切なのは、

点数を見て終わるのではなく、
「なぜこの点数だったのか」を考えて
次の勉強につなげることです。

「第1回の結果をどう見ればいいか分からない」

「志望校をこのまま目指していいのか不安」

「第2回までに何を勉強すればいいのか分からない」

そんなお悩みがありましたら、
未来舎のホームページもご覧ください。

未来舎では、
徳島県の中学生・高校受験生の学習をサポートしています。

未来舎ホームページはこちら

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原田恭兵
専門家

原田恭兵(塾講師)

学童塾 (株)未来舎

子ども達一人一人をよく見ること、いいところがあったらすぐ褒めること、コミュニケーションをしっかり取ることを重視しています。だからこそ、それぞれの伸ばすべき個性を生かし、人間力と学力を育みます。

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