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原田恭兵プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

【小学生の勉強】「分からない」と言える子は伸びる?中学生になる前に身につけたい学習習慣

原田恭兵

原田恭兵

テーマ:教育

小学生の勉強を見ていて、

「分かったと言っているのに、実際に問題を解かせるとできない」

「分からない問題があっても、自分から質問しない」

「答えが分からないと、すぐに手が止まってしまう」

そんなことが気になったことはないでしょうか。

小学生の学習では、
漢字を覚えることや計算ができるようになることはもちろん大切です。

しかし、中学生、高校生とその先のことまで考えると、
小学生のうちにもう一つ身につけてほしい力があります。

それが、

「自分が何を分かっていないのかに気づく力」

です。

そして、その第一歩が、

「分からない」と言えること

だと私は考えています。

中学生になると、数学や英語を中心に、
それまで習った内容を土台にして新しい学習が進んでいきます。

一つの「分からない」をそのままにしていると、
次の「分からない」につながり、やがて、

「何が分からないのかも分からない。」

という状態になってしまうことがあります。

だからこそ、
小学生のうちから「分からない」を放置しない学習習慣を身につけておくことが大切です。

徳島県で小学生から高校生までを指導している未来舎でも、
問題の答えを教えることだけではなく、
子ども自身が「どこが分からないのか」を考えることを大切にしています。

小学生の勉強で「分からない」を放置するとどうなる?

小学生の勉強で注意したいのは、

「問題が解けた=本当に理解できている」とは限らない

ということです。

例えば算数。

やり方を覚えてしまえば、その意味を十分に理解していなくても答えを出せる問題があります。

「この形の問題が出たら、この計算をする。」

と覚えてしまえば、学校の宿題やテストでは正解できるかもしれません。

すると本人も、

「できているから大丈夫。」

と思います。

保護者の方も、テストで80点、90点を取っていれば、

「ちゃんと理解できているんだな。」

と安心するでしょう。

ところが、問題の聞き方や数字が少し変わった途端に解けなくなる。

そんなことがあります。

これは、答えの出し方は覚えていても、

「なぜそうするのか」までは理解できていなかった

可能性があります。

小学生のうちは、それでもある程度は進めてしまいます。

学校の先生や保護者、塾の先生など、周囲の大人が気づいて助けてくれる機会も多くあります。

しかし、中学生になると状況が変わってきます。

数学では、小学校で習った計算や割合、速さ、図形などの知識を使いながら、さらに難しい内容を学習していきます。

英語でも、単語や基本的な文の仕組みを理解したうえで、新しい文法や長い英文へと進んでいきます。

つまり、中学校の勉強は、

それまでに習った内容の上に、新しい内容を積み上げていく学習

がより多くなるのです。

一つ分からない。

でも「分からない」と言えない。

そのまま次へ進む。

また分からない。

それでも次へ進む。

これを繰り返していると、
最初は小さかったつまずきが、いつの間にか大きくなります。

そして、

「数学が分からない。」

「英語が苦手。」

となったときに、

「じゃあ、どこから分からないの?」

と聞いても、

「分からないところが分からない。」

となってしまうのです。

ここまで来ると、現在習っているところだけを勉強しても、なかなか理解できません。

以前習った内容まで戻って、一つずつ確認する必要があります。

だからこそ、中学生になって困ってからではなく、小学生のうちに「分からない」をそのままにしない習慣をつけておくことが大切なのです。

「分からない」と言えることは、勉強ができないということではな

では、なぜ子どもは「分からない」と言わないのでしょうか。

理由は一人ひとり違います。

「こんなことを聞いたら怒られるかもしれない。」

「先生が一度説明してくれたから、もう一度聞きにくい。」

「みんな分かっているのに、自分だけ分かっていないのが恥ずかしい。」

あるいは、

「分からないと言うと、勉強ができないと思われる。」

と感じている子もいるでしょう。

でも、私は子どもたちに、

分からないことがあるのは悪いことではない

と伝えています。

そもそも勉強とは、「分からないことを分かるようにしていくこと」だからです。

最初から全部分かっているのであれば、勉強する必要はありません。

問題なのは、分からないことがあることではなく、

分からないままにしてしまうこと

です。

これは大人になってからも同じです。

知らないことがあれば調べる。

それでも分からなければ、詳しい人に聞く。

教えてもらったら、自分でやってみる。

私たち大人も、そうやって新しいことを身につけています。

子どもの勉強も同じです。

だから「分からない」と言えたときは、

「そんなことも分からないの?」

ではなく、

「どこが分からなかった?」

と聞いてあげてほしいと思います。

「分からない」と言えることは、学力が低い証拠ではありません。

むしろ、

自分の理解できていないところに気づけたということ

です。

ここから学習が始まります。

勉強が伸びる子は「どこが分からないか」を説明できる

ただし、

「分かりません。」

と言えるようになれば、それで終わりではありません。

次に目指してほしいのは、

「ここが分からない。」と言えるようになること

です。

例えば算数の問題を解いていて、

「先生、これ分からん。」

と言われたとします。

そこで大人が最初から解き方を全部説明すれば、その問題は解けるようになるでしょう。

でも、その前に私は、

「どこまでは分かる?」

と聞くことが大切だと思っています。

すると、

「問題の意味は分かる。」

「式までは作れた。」

「ここまで計算できたけど、この後が分からない。」

と、自分がどこまで理解できているのかを考え始めます。

実は、この時間こそ大切な勉強です。

「自分は何が分からないのか」を説明するためには、

分かっていることと、分かっていないことを自分の頭の中で整理する必要がある

からです。

最初は、

「全部分からん。」

と言っていた子が、

「問題文の意味は分かるけど、式が作れない。」

と言えるようになる。

さらに、

「割合を求めるのは分かるけど、何をもとにする量にすればいいのか分からない。」

と説明できるようになる。

ここまで来れば、自分の課題がかなり見えるようになっています。

そして、その先に身につけてほしいのが、

分からない → まず自分で考える → 調べる → それでも分からなければ質問する

という学習習慣です。

何でもすぐ先生に聞けばいいわけでもありません。

反対に、何でも一人で解決しなければならないわけでもありません。

まず自分で考えてみる。

教科書や以前の問題を見直してみる。

それでも分からなければ、人に助けを求める。

この判断ができるようになると、子どもは少しずつ、

「教えてもらう子」から「自分で学べる子」へ

変わっていきます。

これは中学校へ進学したとき、大きな力になります。

小学生の家庭学習で保護者ができる3つの声かけ

家庭で宿題をしていると、

「お母さん、これ分からん。」

「お父さん、これ教えて。」

と言われることもあると思います。

そんなとき、答えが分かればすぐに教えてあげたくなります。

もちろん、教えることが悪いわけではありません。

ただ、答えや解き方を伝える前に、少しだけ子どもに考える時間を作ってみてください。

例えば、

「どこまでは分かる?」

「学校ではどんなふうに習った?」

「自分ではどうしたらいいと思う?」

と聞いてみる。

この3つだけでも、子どもの反応が変わることがあります。

「分からない」と言っていた子が、

「あ、ここまではできる。」

と気づくかもしれません。

学校で習ったことを思い出して、
自分で解き始めるかもしれません。

それでも分からなければ、
そのときに一緒に考えればいいのです。

大人がすぐ答えを与えれば、
その場では早く宿題が終わります。

しかし、少し待って、

「自分ではどう思う?」

と考えてもらう。

その数分間が、子どもの考える力を育てる時間になります。

そして、子どもが自分から質問できたときには、その行動自体も認めてあげてほしいと思います。

「ちゃんと聞けてよかったね。」

「分からないままにしなかったのはいいね。」

そう言ってもらえれば、

「分からないことは恥ずかしいことではない。」

と子どもも少しずつ感じられるようになります。

家庭学習で大切なのは、
保護者が先生になることではありません。

子ども自身が考えるきっかけを作ることも、大切な関わり方の一つです。

小学生のうちに「自分で学べる土台」をつくる

未来舎では、小学生の学習で、
目の前の問題を解けるようにすることだけを目標にはしていません。

もちろん、漢字を覚えることも、
計算ができるようになることも大切です。

テストの点数を伸ばすことも大切です。

しかし、その先には中学校があります。

そして高校受験、高校生活、その先へと学びは続いていきます。

そのすべてを保護者や先生が横について教え続けることはできません。

だからこそ、小学生のうちから少しずつ、

「自分で学ぶための土台」

を作っておきたいのです。

分からないことに気づく。

どこが分からないのか考える。

まず自分でやってみる。

必要なら人に質問する。

教えてもらったら、もう一度自分で解いてみる。

こうした小さな経験の積み重ねが、中学生になったときの学習習慣につながっていきます。

小学生のうちに身につけてほしいのは、

「何でも一人でできる力」ではありません。

分からないときに立ち止まり、

「自分は何が分かっていないんだろう。」

と考え、

必要であれば誰かの力も借りながら、もう一度前へ進める力です。

「分からない」と言えることは、弱さではありません。

むしろ、

「分かるようになりたい」と行動できることが、これから学力を伸ばしていくための大切な力なのだと思います。

未来舎では、問題の答えを教えるだけではなく、

「どこまで分かっている?」

「どこから分からなくなった?」

「自分ではどう考えた?」

と子どもたちとの対話を重ねながら、自分で考えて学習できる力を育てることを大切にしています。

小学生の勉強について、こんなお悩みはありませんか?

「宿題はしているけれど、本当に理解できているのか心配。」

「分からない問題があっても、そのままにしてしまう。」

「すぐに『分からない』と言って、自分で考えようとしない。」

「中学生になる前に、家庭学習の習慣や勉強の仕方を身につけてほしい。」

「家で勉強を教えると、つい親子で言い合いになってしまう。」

一つでも気になることがあれば、一度未来舎へご相談ください。

現在のテストの点数だけを見るのではなく、

問題にどう取り組んでいるのか、分からないときにどう行動しているのか

まで見ながら、その子に今必要な学習について一緒に考えていきます。

関連記事

小学校から中学校へ進学したときに、なぜ勉強でつまずく子が出てくるのかについてはこちらで詳しくお伝えしています。

小学校では勉強できていたのに…なぜ中学生になると成績が下がる?
https://mbp-japan.com/tokushima/miraisha1994/column/5230352/


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【中学1年生】2学期から急に勉強が難しくなる?今のうちに知っておきたい『中1の壁』
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未来舎への学習相談はこちら

未来舎では、小学生の今の成績だけではなく、

中学校・高校、そしてその先まで自分で学び続けられる力を育てること

を大切にしています。

「うちの子の場合は、何から始めればいい?」

という段階でも大丈夫です。

まずは現在のお子さんの様子や、保護者の方が感じている不安をお聞かせください。

未来舎の学習相談・お問い合わせはこちら
https://www.miraisha1994.info/%E3%81%8A%E5%95%8F%E3%81%84%E5%90%88%E3%82%8F%E3%81%9B/

未来舎について詳しくはこちら
https://www.miraisha1994.info/

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原田恭兵
専門家

原田恭兵(塾講師)

学童塾 (株)未来舎

子ども達一人一人をよく見ること、いいところがあったらすぐ褒めること、コミュニケーションをしっかり取ることを重視しています。だからこそ、それぞれの伸ばすべき個性を生かし、人間力と学力を育みます。

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