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【中学1年生】小学校では勉強できていたのに…なぜ中学生になると成績が下がるのか?

原田恭兵

原田恭兵

テーマ:教育

「小学生の頃はテストで80点、90点を取れていたのに……」

「中学校に入ってから、急に勉強が難しくなったと言い始めた」

「最初のテストは良かったのに、少しずつ点数が下がっている」

中学1年生のお子さまを持つ保護者の方から、このような相談をいただくことがあります。

小学校では特に勉強で困っていなかった。

だから、中学校でも大丈夫だと思っていた。

ところが、中学生になって数か月。

思っていたような結果が出なくなってきた。

実は、中学1年生はこれからが非常に重要な時期です。

特に2学期以降は学習内容が難しくなり、少しずつ差が広がっていきます。

「まだ中学1年生だから大丈夫」

ではなく、

中学1年生だからこそ、今のうちに学習の仕方を見直してほしい。

今回は、小学校では勉強できていた子が、なぜ中学生になると成績が下がることがあるのかを考えてみたいと思います。

小学校の「できている」と中学校の「できている」は違う


小学校では、授業の中で同じ内容を繰り返し練習する機会があります。

テストも、学習した単元ごとに行われることが多いため、

「今習ったところを覚えている」

だけでも点数につながることがあります。

しかし、中学校になると状況が変わります。

定期テストでは、複数の単元がまとめて出題されます。

英語、数学、国語、理科、社会。

限られた期間で複数教科を勉強しなければなりません。

つまり中学校では、

「授業を聞いて理解する力」だけでなく、「自分で復習する力」が必要になります。

小学校と同じ勉強の仕方を続けていると、徐々に追いつかなくなる子が出てくるのです。

## 中学校の勉強は「積み重ね」が大きくなる

特に注意したいのが英語と数学です。

例えば数学。

中学1年生では、正負の数、文字式、方程式などを学びます。

これらは別々の単元のように見えますが、すべてつながっています。

正負の数の計算があやふやなまま文字式へ進み、文字式が分からないまま方程式へ進む。

すると、

「方程式が分からない」

と思っていても、実際につまずいている原因は、その前の計算だったということがあります。

英語も同じです。

単語が分からない。

be動詞と一般動詞の違いが分からない。

疑問文や否定文が作れない。

こうした小さな「分からない」を残したまま次へ進むと、学年が進むほど苦しくなります。

中学校の勉強は、階段のようなものです。

一段飛ばして上ろうとすると、どこかで苦しくなります。

だからこそ、
中学1年生の「分からない」を中学1年生のうちに解決することが大切です。

「テスト前に勉強する」だけでは足りなくなる

中学生になって初めての定期テスト。

テスト前に一生懸命勉強して、良い点数を取れた子もいると思います。

そこで、

「テスト前に頑張れば大丈夫」

と思ってしまうことがあります。

しかし、学習内容が増えてくると、この方法では少しずつ苦しくなります。

例えば、テスト1週間前になってから、

英単語を覚える。

数学の問題集を解く。

理科と社会を暗記する。

国語の漢字も覚える。

学校の提出物も終わらせる。

これを全部やろうとすると、時間が足りません。

結果として、

「テスト勉強」ではなく「提出物を終わらせるだけ」でテスト期間が終わってしまう

ことがあります。

成績が安定している生徒は、テスト前だけ勉強しているわけではありません。

普段から少しずつ復習しています。

そのため、テスト前は「一から覚える期間」ではなく、「できていないところを仕上げる期間」にできます。

この差は、学年が上がるほど大きくなっていきます。

中1の2学期は大きな分かれ道

中学校生活にも慣れた2学期。

実はここから注意が必要です。

1学期より学習内容が進み、これまで習ったことを理解している前提で新しい授業が進んでいきます。

さらに部活動や学校行事などもあり、忙しくなる子もいるでしょう。

1学期に少し分からないところがあった。

でも、テストではそれなりに点数が取れていた。

だからそのままにしている。

こうした小さなつまずきが、2学期以降に表面化することがあります。

「急に成績が下がった」

ように見えても、本当は急にできなくなったのではありません。

これまでの小さな「分からない」が積み重なった結果

なのかもしれません。

だから夏休みは大切です。

学校の授業が一度止まる今なら、1学期まで戻ることができます。

分からない単元を探し、もう一度やり直す時間があります。

2学期が始まって新しい内容が次々と増える前に、今ある「分からない」をできるだけ減らしておきましょう。

「勉強時間」だけを増やしても解決しないことがある

成績が下がると、

「もっと勉強しなさい」

と言いたくなるかもしれません。

もちろん、勉強時間を確保することは大切です。

しかし、2時間机に向かっていても、すでにできる問題ばかり解いていたら、苦手は残ったままです。

大切なのは、

「何時間勉強したか」ではなく、「何ができるようになったか」です。

自分は何が分かっていないのか。

なぜ間違えたのか。

次に同じ問題が出たら解けるのか。

ここまで考えることが、本当の意味での勉強だと思います。

中学1年生は「まだ」ではなく「今」

高校受験まで考えると、

「まだ2年以上ある」

と感じるかもしれません。

確かに時間はあります。

でも、その時間があることこそ中学1年生の強みです。

英語が苦手なら、今からやり直せます。

数学につまずいているなら、今なら最初まで戻れます。

学習習慣がないなら、今から作れます。

中学3年生になってから3年間分を一気に取り戻すより、中学1年生の今、一つずつ解決していく方がずっと楽です。

だから、

「まだ中1だから大丈夫」ではなく、「中1の今だから間に合う」。

そう考えてほしいと思います。

2学期を「分からない」から始めないために

未来舎では、ただ授業を先に進めることだけを大切にしているわけではありません。

一人ひとりの「分からない」を見つけ、そこまで戻って理解することを大切にしています。

「小学校では勉強できていたのに、中学生になって点数が下がってきた」

「家では勉強しているようだけれど、なかなか結果につながらない」

「1学期の内容に分からないところがありそう」

そんな場合は、2学期が始まる前の今、一度学習状況を見直してみませんか。

中学1年生の夏は、まだ受験直前ではありません。

だからこそ、点数だけに追われず、基礎をしっかり作り直すことができます。

未来舎では、中学1年生の学習相談や体験授業も行っています。

徳島県で中学生向けの学習塾をお探しの方、高校受験に向けて早めに準備を始めたい方は、ぜひ未来舎のホームページをご覧ください。

未来舎の指導方針や授業について詳しくご紹介しています。

▼未来舎ホームページはこちら
https://www.miraisha1994.info/

中学3年生になったとき、

「もっと早くやっておけばよかった」ではなく、「中1からやっておいてよかった」と思えるように。

この夏を、2学期からの成長につなげていきましょう。

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原田恭兵
専門家

原田恭兵(塾講師)

学童塾 (株)未来舎

子ども達一人一人をよく見ること、いいところがあったらすぐ褒めること、コミュニケーションをしっかり取ることを重視しています。だからこそ、それぞれの伸ばすべき個性を生かし、人間力と学力を育みます。

原田恭兵プロは四国放送が厳正なる審査をした登録専門家です

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