日常には科学がいっぱい
「1学期のテストは思っていたよりできたから大丈夫。」
「まだ中学1年生だから、受験は先の話。」
そう考えているご家庭も多いのではないでしょうか。
もちろん、中学1年生の夏休みは、友達と遊んだり、部活動に取り組んだり、家族で出かけたりと、さまざまな経験をしてほしい時期です。
しかし、学習面で考えると、この夏休みはとても重要な意味を持っています。
なぜなら、多くの子どもたちが
2学期から「勉強が急に難しくなった」と感じ始めるからです。
実際に私は毎年、
「1学期は何とかついていけたけれど、2学期から分からなくなった。」
という中学1年生をたくさん見てきました。
では、なぜ2学期から勉強が難しく感じるのでしょうか。
「分からない」が積み重なり始める時期
小学校では、一つの単元が終わると次の単元へ進みます。
もちろん積み重ねはありますが、中学校ほど強くはありません。
一方、中学校の英語や数学は違います。
例えば数学。
正負の数を理解していないと、文字式で苦労します。
文字式があやふやだと、方程式が分かりません。
方程式が理解できないと、その先の比例・反比例や関数にも影響していきます。
英語も同じです。
be動詞と一般動詞の違い。
疑問文・否定文の作り方。
英単語。
これらが十分に身についていないまま新しい文法を学ぶと、
「何を勉強しているのか分からない。」
という状態になってしまいます。
つまり、中学校の勉強は**積み木**のようなものです。
土台がぐらつくと、その上も不安定になります。
「勉強時間」を増やしても成績が伸びないことがある
保護者の方から、
「家では勉強時間を増やしているんです。」
というお話を聞くことがあります。
もちろん、勉強時間は大切です。
しかし、
時間を増やせば必ず成績が上がるわけではありません。
例えば、文字式が分からない子が、文字式の問題を2時間解き続けても、理解できないまま終わることがあります。
それよりも、
「どこから分からなくなったのか。」
を見つける方が大切です。
もしかすると、
正負の数まで戻れば理解できるかもしれません。
英語なら、
be動詞まで戻れば分かるかもしれません。
勉強時間より、
「何を勉強するか」
の方が重要になることも少なくありません。
中学1年生の夏休みに確認してほしい3つのこと
この夏休みが終わるまでに、ぜひ確認してほしいことがあります。
① 英単語は覚えていますか?
文法が分かっていても、単語が分からなければ英文は読めません。
毎日少しずつでも構いません。
覚えた単語を繰り返し確認する習慣をつけましょう。
② 計算ミスを繰り返していませんか?
「ケアレスミスだから。」
で終わっていないでしょうか。
同じミスを何度もしているなら、原因があります。
途中式を書いていない。
符号を見落としている。
計算のルールを勘違いしている。
原因が分かれば改善できます。
③ 分からない問題をそのままにしていませんか?
一番避けたいのは、
「分からないけど、そのまま。」
です。
一つの「分からない」は、次の「分からない」を生みます。
分からない問題があれば、先生や保護者、塾で早めに解決しておきましょう。
「できる問題」を増やすことが自信になる
勉強が苦手になると、
「どうせ自分はできない。」
と思ってしまう子もいます。
でも、本当に全部できないのでしょうか。
少し前の単元まで戻ると、
「これはできる!」
という問題が見つかることがあります。
そこから少しずつ前へ進めばいいのです。
勉強は、
できない問題ばかり解くこと
ではありません。
できる問題を少しずつ増やしていくことです。
その積み重ねが自信になります。
## 2学期のスタートが、その後の1年間を左右する
2学期は学校行事も多く、勉強内容も難しくなります。
そのため、
「2学期に入ってから頑張ろう。」
と思っていると、授業についていくのが大変になることもあります。
逆に、この夏休みで1学期の苦手を少しでも減らしておけば、
授業が理解しやすくなり、
「分かる。」
「できる。」
という経験が増えていきます。
その積み重ねが、学習への自信にもつながります。
中学1年生の夏は「受験勉強」ではなく「土台づくり」
まだ中学1年生です。
受験だけを考えて毎日何時間も勉強する必要はありません。
しかし、
高校受験で結果を出す子どもたちは、
中学3年生になって急に勉強ができるようになったわけではありません。
中学1年生の頃から、
分からないところを残さない。
毎日の授業を大切にする。
少しずつ復習する。
その積み重ねを続けています。
だから私は、
**中学1年生の夏は「受験勉強の夏」ではなく、「土台づくりの夏」**
だと思っています。
この土台が、中学2年生、中学3年生、そして高校受験へとつながっていきます。
未来舎が大切にしていること
未来舎では、「たくさん問題を解けば成績が上がる」とは考えていません。
まずは、
「どこから分からなくなったのか。」
を見つける。
そこまで戻って理解する。
そして、
「分かった!」
「自分で解けた!」
という経験を積み重ねる。
その積み重ねが、学力だけでなく、自信にもつながると考えています。
「夏休みの復習が思うように進んでいない。」
「2学期から授業についていけるか心配。」
「家で勉強しているのに成績が伸びない。」
そんな不安がある方は、今が見直すチャンスです。
2学期が始まる前だからこそ、苦手を一つずつ減らしていきましょう。
未来舎では、一人ひとりの理解度に合わせて、「分からない」を「分かった!」へ変える指導を行っています。
徳島県で中学1年生向けの学習塾をお探しの方、2学期を自信を持って迎えたい方は、ぜひ未来舎のホームページをご覧ください。
▼未来舎ホームページはこちら
https://www.miraisha1994.info/
2学期は、新しいことを学ぶ学期です。
だからこそ、この夏休みに1学期の「分からない」を一つでも減らしておくことが、2学期の大きな自信につながります。


