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【小学生の夏休み】自由研究は上手に作ることが目的じゃない!育てたいのは「自分で考える力」

原田恭兵

原田恭兵

テーマ:教育

夏休みの宿題といえば、自由研究を思い浮かべるご家庭も多いと思います。

しかし、毎年この時期になると、

「何を研究すればいいのか分からない」

「テーマが決まらない」

「結局、親がかなり手伝ってしまう」

と悩む保護者の方も少なくありません。

自由研究というと、どうしても、

「きれいにまとめなければ」

「すごい実験をしなければ」

「人と違うものを作らなければ」

と考えてしまいがちです。

でも、私は自由研究で一番大切なのは、完成した作品の見栄えではないと思っています。

大切なのは、

「自分で疑問を持ち、自分で考え、確かめてみる経験」

です。

自由研究の始まりは「なんで?」でいい


立派なテーマを考える必要はありません。

例えば、

「氷はどこに置くと一番早く溶ける?」

「同じ植物でも日なたと日陰で育ち方は違う?」

「炭酸飲料は振るとどうして吹き出す?」

「セミは何時頃から鳴き始める?」

「同じ値段のお菓子でも量は同じ?」

身近な生活の中にも、研究の題材はたくさんあります。

最初から答えが分かっている必要もありません。

むしろ、

「これってどうなるんだろう?」

と思ったことから始める方が、子ども自身の研究になります。

すぐ検索する前に「どうなると思う?」


今はスマホやタブレットを使えば、多くのことをすぐ調べられます。

便利な時代です。

でも、自由研究では検索する前に一度、

「どうなると思う?」

と子どもに聞いてみてください。

例えば、

「氷を外と冷房の効いた部屋に置いたら、どっちが早く溶ける?」

と聞けば、多くの子は予想できます。

次に、

「じゃあ、どうしてそう思ったの?」

と聞く。

正解でなくても構いません。

大切なのは、自分の持っている知識を使って考えることです。

予想する → 実際に試す → 結果と比べる。

この流れだけでも、子どもはとても多くのことを学びます。

「予想と違った!」は大成功


実験や観察をすると、予想通りにならないことがあります。

そんなとき、

「失敗した」

と思ってしまう子もいます。

でも、自由研究では予想と違う結果が出たときこそ面白いのです。

「なんで違ったんだろう?」

「温度以外に何か原因があった?」

「もう一回やったら同じ結果になる?」

そこから、新しい疑問が生まれます。

科学の世界でも、結果を見て、

「なぜこうなったのか」

を考えることが大切です。

自由研究も同じです。

答えを当てることが目的ではありません。

結果からもう一度考えることに価値があります。

親が手伝いすぎないことも大切


自由研究で難しいのが、保護者の関わり方です。

子どもがなかなか進めないと、

「こうした方がいいよ」

「こう書けばいい」

「次はこれを調べたら?」

と教えたくなると思います。

もちろん、安全面のサポートや、子どもだけでは難しい作業を手伝うことは必要です。

ただ、内容まで大人が決めてしまうと、きれいな自由研究は完成しても、子ども自身が考える機会は減ってしまいます。

そんなときは答えを教える代わりに、

「次はどうしたらいいと思う?」

「結果を見て何か気付いた?」

「どうしてこうなったと思う?」

と質問してみてください。

子どもが考えている時間を待つ。

それも大切なサポートだと思います。

自由研究は国語の勉強にもなる


実験や観察というと理科のイメージが強いですが、自由研究にはさまざまな学びがあります。

例えば結果をまとめるときには、

「何を調べたのか」

「なぜ調べようと思ったのか」

「どうやって調べたのか」

「どんな結果になったのか」

「結果から何を考えたのか」

を文章にします。

つまり、自分の考えを整理して相手に伝える必要があります。

これはまさに国語の力です。

グラフを作れば算数。

地域のことを調べれば社会。

料理をテーマにすれば算数や理科。

自由研究は、一つの教科だけに収まるものではありません。

城ノ内中等教育学校の受検にもつながる「考える経験」


徳島県立城ノ内中等教育学校の受検を考えているご家庭にも、ぜひ自由研究を大切にしてほしいと思っています。

もちろん、自由研究をすれば合格できるということではありません。

受検には受検に向けた学習が必要です。

ただ、

知らないことに疑問を持つ。

自分なりに予想する。

資料や結果を読み取る。

そこから考える。

自分の言葉で説明する。

こうした経験は、将来さまざまな問題を考えるときの土台になります。

城ノ内中等教育学校を含む県立中学校・中等教育学校の選抜では適性検査などが用いられます。

だからこそ、小学生のうちから、

「覚えた答えを出す」だけではなく、「自分で考えて答えをつくる」経験

を積んでおくことには大きな意味があると考えています。

高校受験、その先でも必要になる力


これは城ノ内中等教育学校を受検する子だけの話ではありません。

高校受験でも、学校の勉強でも、大人になって仕事をするときでも、

「答えを教えてもらうまで何もしない」

では困る場面があります。

分からないことがあれば、自分で考える。

必要な情報を調べる。

試してみる。

うまくいかなければ方法を変える。

最後に自分の考えを相手に伝える。

こうした力は、将来ずっと必要になります。

自由研究は、その練習ができる夏休みならではの機会です。

立派な作品を作らなくていい


夏休みの最後に必要なのは、

大きな模造紙いっぱいに書かれた研究でも、

難しい科学実験でも、

インターネットからたくさん情報を集めた作品でもありません。

例えば、

「毎朝、庭に来る虫を1週間観察した」

でもいい。

「ジュースを凍らせるとどうなるか試した」

でもいい。

「家族の好きな給食を調査した」

でもいい。

大切なのは、その中に子どもの、

「知りたい」

があることです。

未来舎が実験や体験を大切にする理由


未来舎でも、子どもたちが実際に見たり、触れたり、試したりする経験を大切にしています。

ただ、

「こうなるんだよ」

と説明を聞くよりも、

「どうなると思う?」

と考えて、実際にやってみる。

予想通りなら、

「やっぱり!」

予想と違えば、

「なんで?」

その瞬間、子どもたちの中に新しい学びが生まれます。

私たちは、子どもたちに知識を身につけてほしいと思っています。

でも、それ以上に、

自分から「知りたい」と思える子になってほしい。

そして、

分からないことを自分で考えられる子になってほしい。

そう考えています。

この夏、一つの「なんで?」を研究してみませんか?


まだ自由研究のテーマが決まっていなくても大丈夫です。

まず、お子さまに聞いてみてください。

「最近、なんでだろうって思ったことある?」

そこから始めてみましょう。

自由研究で大切なのは、

上手に作ることでも、

正しい結果を出すことでもありません。

自分で疑問を見つけ、自分で考え、自分で確かめ、自分の言葉で伝えること。

その経験こそが、子どもたちのこれからの学びにつながっていきます。

未来舎では、学力を伸ばすことはもちろん、実験や体験を通して、子どもたちの好奇心や考える力を育てることも大切にしています。

徳島県で小学生向けの学習塾をお探しの方、城ノ内中等教育学校の受検や将来の高校受験を見据えて、今から「考える力」を育てたい方は、ぜひ未来舎のホームページをご覧ください。

未来舎の授業や実験・体験を取り入れた学びについて詳しくご紹介しています。

▼未来舎ホームページはこちら
https://www.miraisha1994.info/

この夏の一つの「なんで?」が、子どもの未来を大きく広げるかもしれません。

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原田恭兵
専門家

原田恭兵(塾講師)

学童塾 (株)未来舎

子ども達一人一人をよく見ること、いいところがあったらすぐ褒めること、コミュニケーションをしっかり取ることを重視しています。だからこそ、それぞれの伸ばすべき個性を生かし、人間力と学力を育みます。

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