不動産の長期譲渡所得税の算定期間
電話勧誘多かったです
シェアハウス投資のかぼちゃの馬車などで
融資を行っていたスルガ銀行ですが、
当社にも勧誘電話が度々かかってきていました。
「スルガ銀行のお客さんで地方の収益物件を購入したい方がたくさんいるので
物件を紹介してほしい」
そのような内容の電話でした。
融資の条件が緩いけど
スルガ銀行の融資では、築年数の古い物件でも
地方銀行等よりも借入期間をかなり長くとってくれます。
そのかわりに金利が4.5%と高めの金利です。
不動産投資がブームになってかぼちゃの馬車以外でも
スルガ銀行を使うお客様もかなりいたようです。
(スルガ銀行を使ったスキームの不動産投資のセミナーもあったようです。)
スルガ銀行の良い点は、融資審査のスピードが他行より早いという点でした。
収益物件を購入する際、買付の順番よりも
融資が出た順番を優先する契約もあります。
その様な場合はスルガ銀行を使った方が購入できる可能性が高くなります。
とりあえず先に購入し、後で金利の安い銀行へ借り換えを
したらいいという方法です。
後で困る場合も・・・
ただし、この方法は問題があります。
スルガ銀行は他行より審査が甘いことが多く法定耐用年数以上で融資もしてくれてました。
その様な融資案件だと、他行に乗り換えようとしても他行の審査基準に乗らない場合が
多くなり、結果、借り換えができないのです。
例えばスルガ銀行では返済期間が20年だったものが他行に借り換えの際には
返済期間が10年しかとれないなどです。
(フルローンなどの物件はかなり高利回りじゃないと返済期間が短いと
マイナスキャッシュフローになります)
そもそも借り換え自体ができない案件もあったと思います。
勿論ちゃんと投資家自身が投資分析を行って、
初めはスルガ銀行でもいいが、借り換えのできる物件だと判断した上で
行えばスピードの速い銀行はその方にとってはいい銀行です。
いまだに、自己資金なしで不動産投資を始めようとするかたも
来ますが、甘い話はなにか裏があります。
不動産投資は自己責任です。
無理はせず自分のできる範囲で行いましょうね。