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若山誠治
一級建築士
若山誠治プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です
若山誠治(一級建築士)
株式会社若山建築事務所 一級建築事務所 雨楽
静岡は茅の産地。東富士の広大なすすきの原は良質な茅の産地として有名。茅葺職人も御殿場に少数ながら存在し、全国に仕事に出向く。熱海のこの物件は茅の地元での仕事になります。前回の改修の時には何人もの...
日本の四季は色に満ちている。「あお」はブルーでありグリーンであり、この国では黒も灰色もあおの範疇でした。夜の空の色もあおです。空も海も水も、深海の暗闇もあおです。奥の深い、シーンと静まり返った...
桜が咲いている。借景の庭の桜の木に花が咲いている。寒さはこれからなのに、春がもうそこまで来ているのか。
あえて何もない中庭を作る。室内の床と高さを同じにして、中庭を居間の延長として使ってもらう。外と中の区別がつかないような空間を作る。
アイランド型キッチンです。
サンルームに太陽はさんさんと入ってくる。夏の日差しは遮り、冬の日差しは奥深くまで差し込んでくる。深い庇の家の家は冬暖かく夏涼しい。
雨楽な家で「すのこ天井」と名付けた天井。杉板を目透かしで天井に貼る。隙間から天井裏が見えることをあえて隠さない。また板の木口を見せて張ってある木の厚みと、質感を強調させることを考えた。今からちょ...
浴室も解放されている。大きく開く窓。浴室の床とつながってゆくデッキ床。その向こうは清流と雑木林の山。自然と一体になって桧の浴槽につかる。木製浴槽は暖かい。床も桧のすのこ貼り。その下は大...
リビングは3方向が開放されている。南からは太陽の光が、北には緑の中庭が広がる。西面には川と山。開放と断熱は相反する。両方を得ようと私はアクセルとブレーキを両方踏みながら家づくりに励む。ひた...
片引きの重い建具を引いて中に入ると、大開口の空間が待っている。
外からは内部空間が全く想像ができない。この一本の引き戸の向こうにどんな空間が待ち構えているのか。想像を巡らせる。道路からは建物の壁しか見えない。窓がない。黒い板壁だけがある。入り口らしき...
開放的な家が、現代に求められる省エネ性能を持ち合わせたら、それは理想の家になるに違いない。その考えからこの家は作られた。相反することに真っ向から挑べき。それが日本の家づくりだ。
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