塩沢のレストラン ガルバニウム鋼板瓦棒葺き
修復が終わってレストラン紬にチャーチチェアが到着しました。
背もたれの平らな部分は手をのせたり肘をのせたりして祈りのためのものだろうか。
背もたれに付けられているのは聖書を入れるための収納スペースか。
ある年代にスペーサーを入れられて広げられている。聖書が厚くなったんだろうか。
足元には二本の横棒が設けられていてちょっとした手荷物を置けるようになっている。
細い部材なので破損や紛失していた個体もあり新しい部材が入れられた。
80年前にイギリスで使われていたチャーチチェアは日本でよみがえり再び使われることになった。
きちんと作られたもの、本物の素材が使われているものはこうして手をかけることによって
時代を超えて使われていく。
レストラン紬も長く親しまれる店になると思う。