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若山誠治プロは静岡新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

茶室の下地窓を作る。塗り残し窓。

若山誠治

若山誠治

テーマ:数寄屋

お茶室の定番、下地窓を作ります。


まずは材料。



下地の竹。今回は箱根の矢竹を使います。


そして、これは藤蔓。
前の晩から水に漬けて柔らかくしておきます。


道具はこんな感じ。


こんな感じで下地の竹を並べる。
感覚は9分、一寸、から一寸2分くらい。


縦長だから立ての感覚を広くしている。
下地の本数をバランスを考えて並べていく。


藤蔓をかける。今回は横から。
わざとらしく、奇をてらったりしない。
余計なたくらみは必要ない。
壁下地を編む気持ちで藤蔓をかける。
自然に変化も面白みもいつか出てくるもの。


仕上がりました。
これを持って現場に行きます。

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若山誠治
専門家

若山誠治(一級建築士)

株式会社若山建築事務所 一級建築事務所 雨楽

日本建築を志して、お茶、お花、陶芸、能、あげくに小唄まで、ずっと修行の日々です。数寄屋建築の美しさは日本の気候風土の求めた理にかなった美しさです。数寄屋建築に暮らしてみませんか?

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