【引き算コーチング】つながりがあるのか、それともつながれているのか

山根浩二

山根浩二

テーマ:引き算コーチング

こんにちは、
サポートコーチ出雲の山根浩二です。

今日は、物事の見方について、
少し考えてみたいと思います。

以前、私がメンターコーチから学んだ事です。

それは、同じ状態であっても、
言葉の使い方や意味づけを変えることで、
まったく違う見方ができるということです。

例えば、「つながりがある」という言葉。

人とのつながりがある。
仕事上のつながりがある。
いろいろな人と知り合いで、
困ったときには相談できる人がいる。

こういう状態は、
一般的には良いことだと考えられています。

私自身も、そう思います。

人とのつながりがあることで、
新しい仕事につながったり、
自分一人では思いつかなかったアイデアを
もらえたりすることがあります。

特に、
個人事業主や小さな会社の経営者にとって、
人とのつながりは大切なものです。

私も、出雲でランチ会を続けてきました。
人と人が出会うことで、
新しい情報が得られる
新しい何かが生まれることもあります。

では、ここで少しだけ見方を変えてみます。

「つながりがある」を、
「つながれている」と言い換えてみたら、
どうでしょうか? 


つながりがある。

つながれている。

似たような言葉ですが、
受ける印象はずいぶん違いませんか。

「つながりがある」と聞くと、
人との関係が豊かで、
いろいろな可能性が
広がっているように感じます。

一方で、「つながれている」
と聞くと、何かに引っ張られていたり、
自由に動けなかったりするような印象があります。

もちろん、人とのつながりが、
すべて自分を縛るものだと
言いたいわけではありません。

ただ、同じ人間関係であっても、
見る方向を変えると、
別の側面が見えてくるということです。

例えば、仕事のつながりが
たくさんある経営者がいたとします。

いろいろな人から声がかかる。
誘いもある。
相談もされる。
人脈があるからこそ、
仕事のチャンスも生まれる。

これは、良いことですよね。

ところが、
その人の立場になって考えてみると、
どうでしょうか?

付き合いがあるから断りにくい。
せっかく誘ってもらったから、
顔を出さなければいけない。
以前お世話になった人だから、
頼まれたことを引き受けなければいけない。

気がつけば、
自分が本当にやりたい仕事よりも、
人との付き合いを優先している。

そうなると、
つながりがあるという状態が、
いつの間にか、
つながれているという状態に
なっているのかもしれません。

もちろん、本人がそれを望んでいるなら、
それでいいと思います。

人との関係を大切にすることが、
その人にとっての喜びである場合もありますから。

ただ、
もし本人が
「忙しくて、本当にやりたいことができない」
と感じているのなら、
少し見直してみてもいいのではないでしょうか?

つながりを大切にしているつもりが、
つながりに引っ張られている。

そんなこともあるのかもしれません。

ここで大事なのは、
どちらが正しいかを
決めることではありません。

「つながりがある」という見方だけでなく、
「つながれている」という見方もできる。

その両方に気づくことです。

私がコーチングをしているときにも、
こうした言葉の見方を変えることがあります。

例えば、
本人が当たり前だと思っていることを、
少し違う言葉に置き換えてみる。

すると、
「あれ? そういう見方もできるんですね」
と、気づかれることがあります。

もちろん、言葉を変えれば、
すべてが解決するわけではありません。

でも、
今まで一つの見方しかできなかったことに、
別の見方が加わる。

それだけで、選べる行動が変わることがあります。

今まで断れなかった誘いを、今回は断ってみる。
自分がやらなければいけないと思っていた仕事を、
誰かに任せてみる。
ずっと続けてきた付き合いを、少し減らしてみる。

反対に、つながりを負担に感じていた人が、
そのつながりのありがたさに気づくこともあるでしょう。

どちらにしても、
別の見方ができることで、
自分がどうしたいのかを、
改めて考えられるようになるのです。

私たちは、
普段、物事を自分なりの言葉で理解しています。

そして、一度そう理解すると、
なかなか別の見方をしようとは思わないものです。

良いことは良いこと。
悪いことは悪いこと。

そう考えてしまうのも、無理はありません。

ただ、もしかすると、
良いと思っていることの中に、
困っている部分が隠れているかもしれません。

逆に、悪いことだと思っていることの中に、
別の可能性があるかもしれません。

だからこそ、ときどき立ち止まって、
自分が使っている言葉を反対側から見てみる。

「つながりがある」のか、
それとも「つながれている」のか?


この二つの言葉を比べてみるだけでも、
自分が今どんな状態にいるのか、
少し違って見えてくるのではないでしょうか。

もし今、
何かに縛られているような感じがしているのなら、
無理にそこから抜け出そうとする前に、
まずは言葉を変えて考えてみる。

自分が当たり前だと思っていることを、
別の角度から見てみる。

そこから、今まで気づかなかった
選択肢が見つかるかもしれません。

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山根浩二
専門家

山根浩二(ビジネスコーチ)

サポートコーチ出雲

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