【引き算コーチング】ないのではなく、あると思えていないだけ
こんにちは、
サポートコーチ出雲の山根浩二です。
気持ちが落ち込んでいるとき、
どうやって気持ちを切り替えていますか?
・気分転換に好きなことをしてみる。
・誰かに話を聞いてもらう。
・前向きに考えようとする。
いろいろな方法があると思います。
ただ、気持ちを切り替えようと思っても、
なかなか切り替えられないこともありますよね。
頭では、
いつまでも落ち込んでいても
仕方がないとわかっている。
もっと前向きに考えた方が
いいこともわかっている。
それでも、気持ちがついてこない。
そんなときに、
私が一つの方法としてお伝えしたいのが、
身体の状態を変えてみるということです。
感情によって、身体の状態も変わる
例えば、何か失敗をして落ち込んでいるとき。
自然と下を向いて、
背中が丸くなっていたりしませんか?
声も小さくなって、なんとなく元気がない。
反対に、自信があるときや、
何かうれしいことがあったときはどうでしょう?
顔が上がって、
姿勢もよくなり、
声にも張りが出てくる。
もちろん、人によって違いはありますが、
感情の状態によって
身体の状態も変わるということは、
経験があるのではないでしょうか。
落ち込んでいるときには、身体も縮こまる。
自信があるときには、堂々とした姿勢になる。
心と身体は、別々のもののようでいて、
実際にはつながっているんですね。
ここで、少し考えてみたいことがあります。
感情が身体の状態を変えるのであれば、
反対に、身体の状態を変えることで
感情にも影響を与えられるのではないか。
ということです。
気持ちが変わるのを待たなくてもいい
私たちは、気持ちが落ち込んでいるとき、
気持ちをどうにかしようと考えがちです。
前向きに考えよう。
気にしないようにしよう。
もっと自信を持とう。
そうやって、自分の心に働きかけようとする。
でも、それがうまくいかないこともあります。
そんなとき、少し発想を変えてみる。
心を変えようとするのではなく、
先に身体の状態を変えてみるんです。
下を向いているなら、顔を上げてみる。
丸くなっている背中を、少し伸ばしてみる。
そして、思い切り上を向いてみる。
声が小さくなっているなら、
いつもより少し大きな声で話してみる。
特別なことをするわけではありません。
ただ、自分の身体の状態を、
いつもの落ち込んでいるときの状態から
変えてみる。
すると、不思議なことに、
気持ちの方にも変化が出てきます。
もちろん、
姿勢を変えただけで
すべての悩みが解決するわけではありません。
深く落ち込んでいるときに、
顔を上げればすぐに元気になる、
というものでもないでしょう。
それでも、身体の状態を変えることで、
気持ちが少し変わるきっかけになることはあります。
私は、ここが大切だと思っています。
気持ちが変わるのを待つだけではなく、
自分から変化を起こす方法があるということです。
まずは形から入ってみる
以前、コーチングを学んでいたときに、
感情には通り道が一つしかない、
という考え方を教わりました。
今の感情に強く浸かっていると、
ほかの感情を感じにくくなる。
だから、質問を変えることで、
意識を向ける先を変えてみる。
そうすることで、
感情の状態にも変化が生まれることがある。
今回は、それとは別の方法です。
質問を変えるのではなく、
身体の状態を変えてみる。
例えば、自分が落ち込んでいることに
気づいたとします。
「ああ、今、自分はずいぶん落ち込んでいるな」
まずは、そんなふうに自分の状態を眺めてみる。
そして、下を向いていたら顔を上げてみる。
背中を伸ばしてみる。
少し胸を開いてみる。
大きく上を向いてみる。
それから、もう一度、
自分の気持ちを観察してみるんです。
さっきと何か違いがあるだろうか?
気持ちは少し変わっただろうか?
もしかすると、
何も変わらないかもしれません。
でも、少しだけ気分が変わったり、
考え方が変わったりすることもある。
そうであれば、それだけでもやってみる
価値はあると思うんです。
気持ちを変えようとして、
心の中だけで頑張り続けなくてもいい。
身体から働きかけるという方法もあるわけです。
自分の状態を変える方法を持っておく
仕事をしていると、
思いどおりにいかないこともあります。
お客様とのやり取りで落ち込むこともあれば、
売上が伸びずに不安になることもある。
自分ではどうにもならないように
感じることだってあります。
そんなとき、
感情を無理に抑え込もうとすると、
余計に苦しくなることがあります。
だからこそ、
自分が今どういう状態なのかに
気づくことが大切です。
そして、その状態を変えるために、
自分にできることを試してみる。
質問を変えてみるのも一つ。
身体の状態を変えてみるのも一つ。
どちらも、
自分の状態を少し違う方向に
動かすための方法です。
私がコーチングで大切にしているのも、
こうしたことです。
答えを教えて、
無理に前向きにさせることではありません。
本人が自分の状態に気づき、
今までとは違う見方や選択肢を
見つけられるようにすること。
そのためには、
まず自分が今どうなっているのかを
知ることが必要です。
もし今、気持ちが落ち込んでいたり、
なかなか切り替えられなかったりするのであれば、
一度、自分の身体の状態を見てみてください。
下を向いていませんか?
背中が丸くなっていませんか?
声が小さくなっていませんか?
もしそうなっていたら、
ちょっと顔を上げて、
背筋を伸ばしてみる。
そして、もう一度、自分の気持ちを確かめてみる。
気持ちが変わってから動くのではなく、
先に身体を変えてみる。
そんな方法があることを知っているだけでも、
いざというときに違ってくるのではないでしょうか。
心を変えようとする前に、身体を変えてみる。
自分の状態を変える方法は、
思っているより身近なところにもあるのかもしれません。


