大人の頑張りどころ! ①
身体の緊張を弛めるのに よく肩の力を抜いて・・とか言われます。整体現場でもそうですが、それでは弛みません。
まだ、力が入っていますか?よく解りません。と言われます。(身体と脳は、いつもの状態を記憶していますから)
緊張を弛めるには、逆に過緊張します。力を集めて、集めて・・・疲れるのでポンっと抜くとようやく力が抜けはじめます。
他のことでも言えますが、ダメ、ダメと言っているとそうなるように、また右側にズレているなら左側に圧力を掛けるのではなく、そっと右側に後押しをすると正常に戻るように身体はできています。
つまり、行きたい方へさらに後押しをすることがバランスのとれた状態に戻るということです。これは、身体も精神も同じと言えるでしょう。
普段から緊張が大きい方は、呼吸に気をつけると良いです。鼻から吸って鼻から吐きます。できるだけ、お腹を意識してされるとなお良いです。鳩尾を弛めることが一番大切です。
長い間の緊張続きですと、身体の肋骨が硬くなっていたり肩甲骨の可動が悪く腰も落ちているはずですから、整体調整をされたほうがよろしいです。
肩こりや首、頭痛や睡眠障害など 毎日の緊張が抜けにくい身体になっていますと、末端でいろいろな不定愁訴となりやすいです。
ある程度の緊張は、もちろん必要です。緊張が自分で取れなくなったり、過緊張続きとそれが身体に出始めたら注意です。