「変わりたいのに変われない」から抜け出す方法

飯塚和美

飯塚和美

テーマ:生きづらさを感じる時

今日からできる「脳のブレーキ」を緩める3つの方法

「変わりたいのに、変われない」

そう思うたびに「やっぱり私は意志が弱い」と責めていませんか?
でも実はそれ、意志の問題ではありません。脳があなたを守ろうとしているだけなのです。

変化=危険と学習している脳は、あなたが前に進もうとするとブレーキをかけます。
だから必要なのは、根性ではなく『やり方』です。



方法①いきなり変わろうとしない

 多くの人が失敗する理由はここです。
「明日から自信を持つ」
「今日からポジティブになる」
「もう、人の顔色を気にしない」
これは脳にとって『急激な変化』です。急ブレーキがかかります。

おすすめは、
・10%だけ変える
・小さく試す
・失敗しても大丈夫な場面でやる

例えば
・会議で1回だけ発言する
・「それは少し難しいです」とひと言言ってみる
・自分の意見を『付け足す』だけにする

大きな変化はいりません。脳に「危険じゃない」と教える事が目的です。

方法②失敗を『価値』と切り離す

 自己肯定感が低い人は、
失敗=自分の価値が下がる
と無意識で結びつけています。

でも本当は、
失敗=行動の結果
価値=存在そのもの
この二つは別です。

 もしあなたが大切な人を思い浮かべた時、その人は失敗したら価値がなくなりますか?きっと、そんなことはないはずです。それと同じです。あなたも例外ではありません。



方法③安全な場所で練習する

 いきなり本番で変わろうとはしないこと。

まずは、
・否定しない人
・話を聞いてくれる人
・安心できる環境

そこで小さな本音を出してみる。
「実はちょっと疲れてます」
「本当は少し不安でした」
これだけで十分です。

脳は少しずつ学びます。「出しても大丈夫なんだ」と。

カウンセリングルームで起きること

 ある女性が言いました。
「先生、怖かったけど、今日は少し本音を言えました」
それだけで表情が変わっていました。

 人生が一気に変わったわけではありません。でも『自分を守るための設定』が、ほんの少しだけ緩んだ瞬間でした。変化は静かに始まります。



最後に

 変われない自分を責めなくていい。その生きづらさは、あなたが必死に守ってきた証拠です。変わるとは、自分を否定することではありません。

 安心を増やすことです。今日、できることをほんの少しだけ。それで十分です。あなたは、もう一歩を踏み出しています。

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飯塚和美
専門家

飯塚和美(心理カウンセラー)

カウンセリングルーム『大空』

電話相談含め8,000千人のカウンセリング実績。幼い頃からしみついた考え方の癖や枠を取り除き、生きづらさを解消します。リピーターが多く講座を含め日常で壁にぶつかると訪れたくなる、親しみやすさが好評

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