先延ばしをやめるための簡単な方法

飯塚和美

飯塚和美

テーマ:悩んだ時の対処法

やる気は行動ありき

みなさん、やらなきゃいけないことがあるときに、「めんどくさいな」と思って、つい後回しにしてしまうこと、ありますよね?でも、それがいつも続くと、やる気がどんどんなくなってしまって、何も手につかなくなることがあります。

多くの人は「やる気が出ないから、今はやらないんだ」と考えがちです。でも、実はその考え方は少し違います。なぜなら、「やる気」は待っていてもやってこないからです。

実は、行動を起こすことでやる気が生まれることが多いんです。だから、「やる気が出たらやろう」ではなく、「とりあえずやってみよう」という気持ちが大切なんです。

行動を起こすための考え方

先延ばしの癖を直すためには、どうすれば行動できるかを考える必要があります。でも、「それができたら苦労しないよ」と思うかもしれませんね。そこで、まず考えてほしいのが、先延ばしをしたときの「いいこと」「悪いこと」です。

いいことと悪いことを比べる

1.先延ばしのいいことを考えてみる
 例えば、「今は楽に過ごせる」「ストレスがなくなる」などがあります。

2.先延ばしによる悪いことを考えてみる
 「あとで焦る」「時間が足りなくなる」「結果が良くない」などが考えられます。

これらを紙に書いて比べてみると、先延ばしをすることで本当に良いことがあるのか、少し考え直すきっかけになるかもしれません。

自分にとって大事なことを基準にする

ここで大事なのは、「今の気分」ではなく、「自分にとって本当に大事なこと」を基準に考えることです。やらなきゃいけないことを先延ばしせずにやると、その後で得られる達成感や結果が自分のためになるんです

実際にやってみるためのステップ

以下の方法を試してみてください。

1.タスクを小さく分ける

 やらなきゃいけないことを小さなステップに分けて、一つずつやるようにしましょう。これで取り掛かりやすくなります。

2. 期限を決めてご褒美を用意する

 いつまでにやるかを決め、それができたら自分にご褒美をあげると、やる気が出やすくなります。

2.時間を区切ってやる

 例えば、25分間集中してやって、その後5分休憩する、といった方法を試してみると、集中力が続きやすくなります。

まとめ

先延ばしをやめるためには、「今やりたいかどうか」ではなく、「これをやることが自分にとっていいことかどうか」を考えることが大事です。この考え方を日常生活に取り入れていくと、先延ばしをやめることができ、やらなきゃいけないことにもスムーズに取り掛かれるようになるはずです。やってみると、案外簡単にできて、その後に感じる達成感はとても大きいと思います。ぜひ、今日から試してみてください。

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飯塚和美
専門家

飯塚和美(心理カウンセラー)

カウンセリングルーム『大空』

電話相談含め8,000千人のカウンセリング実績。幼い頃からしみついた考え方の癖や枠を取り除き、生きづらさを解消します。リピーターが多く講座を含め日常で壁にぶつかると訪れたくなる、親しみやすさが好評

飯塚和美プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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