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飯塚和美

心についた癖や行動を取り除き生きやすくするカウンセラー

飯塚和美(いいづかかずみ) / 心理カウンセラー

カウンセリングルーム『大空』

コラム

気持ちの伝え方と話の聞き方 ~コミュニケーションに悩む人へ~

2019年1月18日 公開 / 2021年3月13日更新

テーマ:悩んだ時の対処法

コラムカテゴリ:メンタル・カウンセリング

こんにちは、今日はコミュニケーションに大切な気持ちの伝え方と話の聞き方についてお話ししたいと思います。

「言いたいことがあるのに、なかなかうまく伝えられない」
「自分の気持ちは誰にもわかってもらえない」
「なぜか人を怒らせてしまう」など・・・
コミュニケーションがうまくいかず、自分の気持ちを伝えるのが苦手な方って結構多いですよね。

中には「自分の気持ちが分からない」という方もたまにいます。自分でも本当はどうしたいのか全く分からないというのです。その場合は自分の気持ちより、人の気持ちを優先する癖がついていたり、無意識に自分の気持ちは言ってはいけないと思っている場合があります。
自分の気持ちがなかなか出てこない人は、普段から自分の気持ちにフォーカスして「自分はどうしたいのか、どう思うのか」を常に意識してみてください。自分の気持ちを大切にすることになります。


自分の気持ちをうまく伝えるには「自分は」と自分を主語にして伝えてみてください。
「自分はこう思う」
「自分はこうしたい」と「自分は・・・」と自分を主語にして言うと言葉は柔らかくなります。
それとは逆に「あなたは・・・」「君は・・・」「お前は・・・」とあなたを主語にするときつく聞こえてしまいます。

そして、「自分は・・・あなたはどうしたい?」「自分はこう思うけど君はどう思う?」というように相手の気持ちも確かめるとコミュニケーションもさらに良くなります。これは『アサーティブな話し方』自分の気持ちと相手の気持ち、両方を大切にする話し方です。自分が我慢するのでもなく、相手の気持ちを無視するのでもない、良いコミュニケーション方法になります。

そして、それと同じくらい大切なのは『聞き方』です。「話し上手は聞き上手」という言葉があるように、人の話を上手に聞ける人は人に好かれますし、人から信頼されたり相談されやすくなります。

まずは人の話を最後まで聞くことに努めてください。途中で話を遮られたりすると、話す気持ちがなくなったり、心を閉ざしてしまったりします。本人は気づかないかもしれませんが、テニスのボレーのように自分のコートに着地する前にすぐに打ち返すようなことをする人が結構います。(子供にする人が多いです)

ちゃんと話を聞きましょう。そして相手の話を否定せずに受け入れてください。たとえ自分の意見と違っても「違うよ」と否定するのではなく、「そうなんだ」「そう思うんだね」「そういう意見もあるね」と受け入れた後で、まったく同じ意見になる必要はないので、「自分はこう思う」「自分ならこうするな」と自分の意見も言えるとさらに良いと思います。先ほど気持ちの伝え方で言ったアサーティブな話し方です。


簡単そうで、以外に素直に気持ちを伝えたり、黙って話を聞くのは大変なことですが、繰り返し気を付けて会話していると自然とできるようになります。特に会話がなくなった家族に使えると劇的に変わりますので、めげずにやってみてください。

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