弱気になった時の「考え方を変える方法」
今日は、何か問題があるたびに「人のせい」にしてしまう癖のお話をします。私たちはつい、何か問題が起こるたびに、すべての事を自分以外の人のせいにして責任転嫁をしてしまうことがあります。
例えば
・お母さんのせいでイライラする
・自分の人生がうまくいかないのは、普通の環境で育たなかったせいだ
・彼は私の人生を駄目にした
等です。
でも、いつもそうやって人のせいにしてばかりいる人は、自分は犠牲者で何もできない、問題解決する力がないと思い込んで、些細な事も大きな問題ととらえがちな傾向になってしまいます。
それはただの思い込み、本当はそんなことはありません。他者からされた影響を認識しつつ、「自分の行動は自分で責任を持つ」「引き受ける覚悟」を持ちましょう。確かに「相手からされたことはひどくて嫌な事だった」でも、私が頭にきて腹を立てたり、仕返ししたり、ひねくれたりする必要はない。「私はもっとましな人間。あんな風にはならない」と考える事です。
プライドを持って生きる人は、現実的な責任を進んで引き受けられます。それが出来る人は、自分の責任と自分の責任でない事を理解できます。でも、自分の責任とは「自分のせい、自分は駄目な人間だ」と自分の性格を否定する事ではありません。責任というのは、行動、選択に責任を持つという事です。
行動、選択の責任とは
「彼と別れたのは彼が浮気したせい、でもそんな彼を選んだのは自分の見る目がなかったせい」
「試験の成績が悪かったのは、自分がしっかり勉強しなかったから、今度からは計画を立ててちゃんと勉強しよう」と冷静に行動に対して責任を持つことです。
人のせいにしていてはなかなか前に進めません。無力な自分と思い込む癖をやめましょう。「人には選択する自由」があります。本当は良い事も悪い事も、自分で選んできたはずです。たとえ「お母さんが言ったから・・・」と言っても、「お母さんの言う通りにしたのは自分」、自分の行動には責任をもって「人のせいにしなくてよい行動」を選びましょう。
「自分で選んだのだから」と納得すれば、無用に人を恨んだり後悔する心も少しは楽になるはずです。
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