子どもを愛せないと思う方へ
今日は思うようにならない子育ての話をします。
妊娠した時はうれしい感情とともに
ただ無事に生まれるか?
パパ似なのか?
ママ似なのか?
元気で生まれてきてくれるか?
不安もありますが、同時にわくわくするような気持でその時を迎える準備をしていたと思います。
でも、実際子育てしてみると、子供は思うようにはいかず、自分の時間さえも無くなるし、気が付けばかわいいという感情よりもストレスが大きくなって、「もう嫌だ}という気持ちが湧いてきてしまうことも多いでしょう。子育てに強いストレスを感じてしまう人は、まじめで自分に厳しい傾向にあり、「こうしなければいけない」という思いが強い人です。
私たちは子供が生まれると「お父さん」「お母さん」と呼ばれ、子育てしながら「親になった」という実感も徐々に沸いてきます。でも、実際は急に親として成長できるわけではありません。
子供に関してはわからないことだらけ・・・
親としての年齢は子供と一緒です。子供が1才なら親の自分も1歳。親としての経験はまだまだこれからなのです。完璧に振る舞えるなんて、そんなわけありません。子供より社会経験があるだけです。悩むことや、間違えることがあって当然です。
そして、子どもに関して言えば、社会経験のない分、親の私達より、もっと出来なくて当たり前、間違えて当たり前なのです。子育てが辛いと感じたら、自分にも子供にも甘くしてみましょう。
子供が生まれたばかりの時は、ただ「寝返りをうっただけ」「ハイハイしただけ」「パパ、ママと言っただけ」で無条件で喜んだはずです。いつの間にかそれを忘れて欲張りになってはいませんか?必要以上の甘やかしも問題ではありますが、出来なかったことを責めるのではなく、出来たことを褒めてあげましょう。それは、親の自分自身にもです。
今日できなくても、明日できればいい・・・
多少の失敗はしてもいい・・・
いつか巣立っていく子供のために、失敗経験をさせてあげましょう。大切なのは『無条件で愛されているという安心感』です。その安心感は、自己肯定感を与え、生きる強さになるはずです。
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