「他人が主役」自分以外の人が主役の人生を生きる癖をやめましょう
普通って何?
みなさんがよく口にする「普通」ってどんなことだと思いますか?
「みんなと同じ」ですか?
普通の家庭
普通の考え
普通の幸せ
私たちは、よく普通と言う言葉を使います。でも、みんなが思う「普通」の形は、本当は少しずつ違っていたりします。
自分と同じと思っていた友人の家庭、その中に入ってみると、結構驚くその家庭の常識があったりします。
みんな何となく自分の育った環境や周りの人を見て、それが普通と思い込んでしまうのです。
考え方で変わる幸せの形
幸せも同じ事が言えます。受けとり方や感じ方が違えば、同じことがあっても幸せと誰もが感じることはありません。
ある人は年収400万円で、家族と健康に暮らせれば幸せと感じ、ある人はブランド品を持ってるお友達と比べ、それでは贅沢できないから不幸だと感じたりします。
もちろん心はそう単純ではありませんから、両方の気持ちの間で揺れ動くときもあるでしょう。
どこに焦点を当てるのかで幸せの度合いも変わります。
自分で作る枠
カウンセリングに来るクライアントさんも「思い込み」を強くしてしまい、「自分が普通の人のようになれない」などと自分の中で作った自分の中の普通の「枠」に苦しんでしまう場合が多くあります。
「良い大学に行かなければ幸せになれない」とか「良い会社に行かなければ、自分に価値はない」などと・・・
「枠」をはっきり作り、それにこだわる人は、その枠に入ってない人に嫌悪感を感じたり、あまり好きになれなかったりします。
でも自分がその枠に入っている時はまだよいのですが、自分がその枠に入りきれなくなると問題になります。
「こんな弱い自分では駄目だ」「こんな事をしている自分が許せない」などと自分を否定してしまいます。
自分自身の「こうでなければいけない」という思いに縛られて、身動き取れない状況になってしまうのです。
でも、その「こうでなければいけない」ものは、本当にそうでしょうか?
そうしなくても困らない、むしろ無い方が楽になることも時にはあると思います。
知らずについてしまった「枠」を取り除くと生きやすくなります。
思い込みをやめると、生きづらさも少しは解消されていきます。
どうせみんなが一致する「普通」なんてもとからないのですから・・・