買ったパソコンにワード、エクセルがない!安全無料の互換ソフト「LibreOffice」で代替しよう!
目次
パソコン購入時に気になるOfficeの互換性
パソコンの買い替え、新規購入などの際に考慮する必要があるのが「Microsoft Office」です。
特に気になるのがWindows OSとのソフトウェアの互換性の問題です。
サポート事例でもWindows11で以前の旧いOffice製品がインストールできるのか?という相談が相次いでいます。
なぜそのような相談が多いのか考えました。
その理由としてパソコンを購入する際にOffice付属のPCと、そうでないPCの価格差がとても大きいことが影響しているのではないかと思います。
以前から使用しているOfficeを新しいパソコンに導入できれば、Office付属がない分安く販売しているパソコンを購入したいという算段をしている可能性があります。
そこで、今回は各Windowsの各OSとMS Office(Microsoft Office)製品との気になる関係を調べてみました。
主なMicrosoft Officeの種類
製品版(リテール版)
かつてのように「CD-ROMやDVD-ROMなどのディスクが箱に入ったパッケージ版」という形は現在は完全に廃止されています。 今のリテール版は、ライセンス(プロダクトキー)のみを販売する形に変わっています。
リテール版は別の新しいPCへライセンスを移し替えて使うことが可能です。
サブスクリプション型:Microsoft 365
常に最新バージョンのOfficeアプリが使え、大容量のクラウドストレージ(OneDrive)や、プランによっては生成AI(Copilot)などの付加価値がセットになっている形態です。
プレインストール版
パソコンに付属のOfficeはOEM版(プレインストール版(PIPC版=PC付属版)といいます。そのPCが壊れたらライセンスも消滅します。別の新しいPCへライセンスを移し替えて使うことができません。
Web版 Office(旧Office Online)
Microsoftアカウントがあればブラウザ上で無料で使える簡易版です。インストール版に比べて「マクロ(VBA)が動かない」「高度な編集機能が制限されている」などの違いがありますが、閲覧や軽い修正程度ならこれで十分なケースもあります。
OSへの対応状況などはパッケージ版・単体購入、OEM版(PC付属版)ともほぼ共通しています。
MS OfficeはWindows標準装備ではない
MS OfficeはWindows内の標準機能でもなく、最初から付属しているソフトでもありません。ですが、これまでPCメーカーではPCに初めから付属していることが多かったため、パソコンに標準装備の「標準機能」という誤解がいまだあるようなのです。
今でもPCメーカー側が出荷前にあらかじめインストールした状態で販売している場合は多くありますが、標準機能でないことを理解しておく必要があります。
製品版のOfficeをすでに持っている場合やOfficeを使わない、あるいは団体でライセンス契約したOfficeを使用する場合は、Officeが付属していない安価なパソコンを購入するという選択も可能です。
ところが最近、Office付きでなぜか激安のパソコンというのがあるようですが、実はMicrosoft製のOfficeではなく他社の安い類似ソフトが付属されている場合があります。
そのようなものをビジネスで利用すると互換性の問題が発生したりすることがあります。
Officeと表記があると無条件にMicrosoft Officeだと勘違いすることも多いため、ビジネス用途の場合は付属のOfficeソフトの種類はよく確かめて購入する必要があります。
Office製品とWindows OSの対応状況
●OSとOfficeの関連結果は以下のとおりです。
各OSでどのOfficeが使用可能か調査一覧
■Windows XP(SP3)32bit
Office 2010までのOffice製品※
■Windows Vista(SP2)
Office XP(2002)(SP3)※~Office 2010まで
■Windows 7(SP1)
Office XP(2002)※~Office2016まで
■Windows8.1(8)
Office2003※~Office2016まで
■Windows10
Office2003※ ~Office2024
(Office 2019~2024はWindows10,11のみ対応)
■Windows11
Office2016~Office2024
参考:Microsoft公式ページ
Office スイート
※Office2019までのOffice製品はサポートが既に終了しています。(Office 2021も2026年10月13日にサポート終了)Microsoftでは正常動作対象外となっています。
上記OS上でインストールできて普通に使用できるかもしれませんが、セキュリティ面で問題が残ります。
環境によってはインストールや互換性に問題が出たり、全機能が動作するわけではないようです。
また、Office2000~2007は互換パック導入が条件です。旧バージョンのOffice(2000、XP、2003)で新しいOffice形式(.docx, .xlsxなど)のファイルを開けるようにする修正プログラムです。
(ご注意!:上記は公式ページなどで調べた内容を簡易的に表記したものです。詳しい内容はMicrosofの公式情報でよく調査してください。なお、上記内容を元にして起きたいかなるトラブルもその責を負いかねます。)
特に注意したいのは、古いOutlookです。サポートが終了したOfficeのOutlookでメールを使用するとセキュリティ面でも問題ですが、設計が古いため安定性に問題が出る場合があります。
ライセンスの問題にも注意
以前のOfficeを新しいOSで使いたい・・・という場合、気をつけておかなければならないのがライセンスの問題です。メーカー製PCに付属していたOEM版のOfficeは、別の新しいPCへライセンスを移し替えて使うことができません。ライセンスカードの説明書きにもそのように表示があります。
パッケージで購入した「製品版」ならばライセンス形態上、古いパソコンから削除すれば新しい別のパソコンに導入が可能です。例えば永続ライセンス型(Office 2024など)のリテール版であれば、同一ユーザーが使う最大2台までのPC/Macにインストールできます。
※以前のPCに付属していたOffice(OEM版)はライセンスの問題で他のPCでは使用できないことになっている。
互換性に問題がないのにOfficeソフトがインストールできない場合は、以下のコラムを参考にしてください。
「Microsoft Officeの再インストールができない、失敗する原因と対応策」
https://mbp-japan.com/saga/pc-pro/column/5056788/
●よくわからない場合はライセンス形態に詳しい専門家へおたずねください。
「Windows導入支援」
九州インターワークス
http://www.kumin.ne.jp/kiw/vista.htm


