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音声認識が上手くいかない
●最近のスマホ、タブレットの音声認識のレベルは実用域で問題ないレベルに達しているのは確かです。でもまだ人によっては上手く認識されなかったりして結構個人差もあるようです。
●これは、話し方の癖や使い方などで認識されにくくなることがあるためです。やはり機械相手ですから人間と同じように完璧に聞き分けることは難しいと思います。しかし、ちょっとした工夫次第ではある程度誤認識を避けることができるようになります。
●今回は音声認識の的中率を上げる3つの方法についてお話したいと思います。
1.話す言葉自体が正しいかどうか再確認する
●人によって認識させたい言葉自体が思い込みや間違いなどで、違った言葉になってしまっている為に誤認識される場合があります。たとえば、「シミュレーション」ですがこれを「シュミレーション」と発音すると正しく認識されずに検索結果が違ってきてしまいます。
●地名や人名なども間違いやすく、うろ覚え(「うる覚え」ではない)で間違っている、町を「まち」と「ちょう」で違う、濁音が付く、付かないで違う・・・など結構元の言葉を正確にちゃんと知っていないと音声認識は反応してくれないことがあります。
※言葉自体が間違っていないか疑ってみる。
2.声の大きさよりも発音をゆっくりはっきりと
●たとえば、「上場会社」と入力する際に適当に言っていると「ジョジョ 会社」などと出てきてしまいます。これはやはり読んで字のごとく「じょうじょうがいしゃ」とゆっくりはっきりと言うことで一発認識します。
●「ビビック」と言って「ミミック」と認識されたりするのも口の動きや開きが足りないためです。だからと言ってあまり大声でも誤認識の元になります。正確な認識には声の大きさではなく、できるだけ滑舌よくはっきりと話すことが必要です。
●「ちょっとオーバーかな?」というくらいの話し方が正確に認識されやすくなります。また、早過ぎるのも音声認識は苦手です。なるべくゆっくりと話してください。
●英語の表記の場合、間違いやすいのは英語発音で音声認識をしてしまうこと。OSは日本語対応で、音声認識プログラムやエンジンも日本語ベースになっているので、ネイティブ発音で入力しても認識されません。英語版の端末ならば良いのですが日本語の端末ではNGです。試しにやってみると空耳アワーのような結果になって面白いです。
※口をあけてゆっくりはっきりと。
3.周囲の音やマイクとの距離に留意する
●騒がしいところで音声認識を使用すると雑音のために正確に認識されません。また、本体(マイク)と口の距離をなるべく近くすることが必要です。
●そして、やはりタイミングも大事で、音声認識ボタンをタップしたらすぐに話さないと、周囲の雑音などが優先されて「認識できません」となってしまいます。
●複数語検索の場合は、スペースに相当する部分で確実に間を置いて次の言葉を続けます。間の取り方が短すぎても長過ぎても誤認識の元です。
※マイク(本体)が口から離れていると雑音が入ったりして正確な認識ができない。
●音声認識は便利で、一度使用したらその便利さに結構ハマる機能です。高齢の方などはこの音声認識があることが、タブレットやスマホ導入の最大の動機になったと言われる方が多くいます。
●ただでさえパソコンタイピングは障壁となるのにそれをスマホ、タブレットでやらなければならないとなると、とても入力は無理だと思われても仕方がありません。しかし音声認識なら私にもできるかも・・と前向きな気持ちにさせるには十分です。
●その意味でも音声認識は、モバイル端末導入のきっかけとなる切り札的機能であることは間違いないでしょう。
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