Microsoftアカウントの不審なサインイン・・という件名のフィッシングメールにご注意!
PCリサイクルマークがあればメーカーが無料で処分
●新年度で家庭や事業所などでパソコンの入れ替えなどをした方も多くいらっしゃると思います。でも、入れ替えたのは良いけど古いパソコンをなんとなく捨てられずにいる・・データが入っているからとりあえず取っておこう・・・など、いろいろと複雑な心境になっているかもしれません。そして、あーでもないこーでもないと悩んでいるうちに捨てる機会を失って結局押入れや倉庫に押し込んでしまってはいませんか。
●何代も世代を重ねた古いパソコンや携帯電話、スマホなどが家や事務所に何台も眠っている・・・これはある意味ホラーで、IT機器の墓場になってしまっています。
●確かに、データが入っていたりすればどう処分して良いか分からないと言うのはあります。下手に処分をすると情報流出につながる可能性も否定できません。
●総務省ではパソコンに「PCリサイクルマーク」がある物はメーカーが無料で引き取るように仕組みを作っています。
●各メーカーのホームページにはPCリサイクルの専用ページがあります。それぞれに申し込み方法が記載してありますのでよく読んで引き取ってもらいましょう。
NEC
回収・リサイクル(家庭系パソコン)
https://support.nec-lavie.jp/recycle
dynabook(旧東芝)
PCのリサイクル
https://dynabook.com/pc/env/products/recycle.html
富士通
富士通パソコンリサイクル
https://azby.fmworld.net/recycle/
HP
製品リサイクル
https://jp.ext.hp.com/hp-information/supplies-recycling/products/
Lenovo
家庭系PC回収リサイクル・サービス
https://www.lenovo.com/jp/ja/services-warranty/recycle/personal
VAIO(旧SONY)
https://vaio.com/pcrecycle/personal/
※マークが無いものは、信頼できる業者へ。
PCリサイクルマークがない場合や発送が面倒だという場合
●とりあえず買ったところに持っていくというのが一番いい方法ですが、データ消去までやってくれるかどうかは訊いてみなければわかりません。
●中には中古で買ったり人からもらった、または自作や組み立ててもらったパソコンなどもあるかと思いますので、そういう場合はきちんとデータ消去まで行い処分をしている事業者に持っていくことをお勧めいたします。
●いい加減な業者はデータ消去を適切にせず市場に中古として流すなど信じられないことを平気で行う場合もあります。(※回収業者従業員によるHDD横流し事件が実際に起きている。)以前には実際にそのようなデータの残ったPCがサポートで持ち込まれたこともありました。
●また、データが入ったままのパソコンを街中を巡回しているリサイクル回収業者へ渡すべきではありません。データの漏洩の問題のほかに不法投棄された場合に残ったデータからその疑いをかけられてしまうかもしれません。
※ハードディスクを完全に消去するには専用のソフトなどが必要。またはハンマーなどで壊し、物理的に破壊する。
データを消したつもりになっている場合がある
●ゴミ箱を空にしただけではパソコンからデータは無くなりません。きちんとHDDが消去されていない場合、データが復元される可能性があります。自身でデータ消去を行う場合はそれなりの知識が必要です。データ消去のフリーソフトをダウンロードして消去作業をしたから安心だと思っているかもしれませんが、実際は消えていないことがあります。
●HDDの知識については職場のパソコン大先生では「いかんともしがたい」場合もありますので、安易に依頼したり、また中途半端に請け負わないことです。
●流出しては困るデータがある場合は有償であってもできるだけ専門の業者へ依頼したほうが確実です。データ消去を確実に行っている業者は、証明書、写真などを発行してもらえますのでそのようなところへ依頼してください。言っても証明書を出さない、渋る業者には出さないことです。
●不安だからと自分で粗大ごみとして分解して処分してしまおうという場合、廃棄内容によっては各自治体によって禁止されているものもあります。安易にパソコンを粗大ごみに出すのは考えものです。
※パーツによっては粗大ゴミで出せない、出すと違法なものもあるので注意が必要。
そのパソコンは本当にダメなの?決めつけはよくない
●でも、本当にその古いパソコンは使えないのでしょうか?専門家が見たらわずかな費用で再生できて十分に使えるような物もあるはずです。
●ハードに強い専門業者に相談することで、死んでいると思っていたパソコンが実は眠っていただけ・・ということはこれまでもたくさんあります。
●眠っている白雪姫を起こす白馬の王子様を見つけられるかどうかはあなたの見る目次第です。
あんしんパソコン相談室
「サポート・サービス内容」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/naiyou.htm