情報リテラシーが向上しフレーミング効果を見抜けるクリティカルシンキング
実はインターネット自体まだ良く理解されていない
●インターネット回線には様々な方式が存在し、固定回線からモバイル回線、フリーのWi-Fiスポットなど多彩になっています。しかし、まだ良く理解して使われているわけでないことを、日々のサポートの現場で何度となく見せられ、体験させられます。
●「無線」と一言で言っても、今ではモバイルルータやWiFi、スマホのテザリングなどなどいろいろとあるわけですが、これも良く理解されていない場合があります。
●それによってどんなことが起きているかというと・・・
◎回線の二重契約や過剰装備など様々な無駄なコストを、知らずに払い続けているというもったいない損失になっている。
◎理解度が乏しいために、ネットサービスが有効に利用されていないなど機会損失状態になっている。
◎ネット料金の費用効果が利益や利便性につながっていない。
知らないために実際起きている事例
●IT関係で無駄や損失になっている具体的な例は以下のようなパターンがあります。これはこれまで実際にサポートの現場で見てきたものです。
◆メールチェック、検索などのスマホ利用が主なのに、スマホのほかに別途Wi-Fiモバイルルータを契約している。(費用の無駄)
※最近のデータ回線契約プランはかなり安くなりました。動画などを頻繁に利用しない場合や自宅に固定Wi-Fi回線がある場合はモバイルルータはほとんど必要ありません。
◆外で使用することはないのに「無線」にしたいということで固定回線とは別にモバイルルータを契約して無線化できたと思っている。(無駄・無線ルータで十分)
※これは、Wi-Fiというものがどういうものか理解できないため陥る事例です。
◆高速な光固定回線でWi-Fi(ac)対応のモデム(ルータ内蔵)を設置しているのに配下に古いバッファローなどの遅いWi-Fi無線ルータ(b/g/n)がぶら下がってそのSSIDを使っている。(機会損失)
※Wi-Fi規格や装置の有無の知識がないために速度がおそい状態のまま使っている。
◆Wi-Fi内蔵の最新ノートパソコンなのにUSB外付け無線子機を購入して使用している(二重・装備過剰)
※内蔵かそうでないかがわかっていない。安いからといって外付けの2.4Ghz(b/g/n)Wi-Fiアダプタを使うと転送速度は遅くなる。
◆回線契約は一つしかないので1台しかネットにつなげないと思い込んでいて、ルータ環境があるのに1本のケーブルを差し替えて複数のパソコンでネットをしている。(機会損失)
◆回線契約は一つなのでWi-Fi無線端末は1台しか使えないと思いこみ、スマホ、ゲーム機やタブレットなどたくさん家にあるのに家族でWiFi設定をしていない。(機会損失)
◆家に光固定回線があるのに、有線でパソコンだけに使っていてWi-Fiルーターそのものの存在を知らず、家族みんなが毎月スマホのパケットの残量に目を血走らせている。
◆メールアドレスの登録が回線契約自体のIDと思いこんでメールアドレス追加や変更することを恐れている。さらにパソコン・スマホをWi-Fiに接続するにはメールアドレスが必要だと思っている。
◆OCNに入っているからYahoo!のサービスは使ってはいけないと思っており、トップページにしないでください・・と言われた。(機会損失)
◆光回線でYBBのプロバイダ契約なのに、なぜか以前のOCNのプロバイダ契約を解約していなかった。相談に来られるまで1年近くプロバイダ料金(二千数百円)が引き落とされ続けていたのに気が付いていなかった。(無駄・損失)
◆パソコンは1台。NTT光回線なのにウイルスバスター3年契約にしっかりと入っていた。(NTTのセキュリティーツールはウイルスバスターと同じもの。二重・無駄)また、ケーブル回線で会員無料サービスのマカフィーが利用できるのに、別途マカフィー3年版を購入していた。
◆個人事業の方で隣接した事務所と自宅で回線をそれぞれ別途契約で分けて、無線化して使用。自宅は光回線。事務所はメール送受信のみなので安価なADSLの遅いタイプで節約。自宅の無線が切れやすい、回線がおそい・・ということで相談を受け、お伺いして見てみると、何年にもわたって事務所のADSL回線に接続した無線ルータのSSIDにつながっていた・・・。自宅の光回線の無線には全くつながっていなかった・・・。(機会損失)
◆固定回線で無線ルータのネット接続設定が終わり、動作確認のためにYoutubeを開いて動画の受信具合や回線速度などを確認していたら「動画閲覧は料金がかかるのではないか?」といわれた。(機会損失)
●これでもまだ一部です。
●詳しくは弊社ホームページの「パソコンの常識 ウソ!ほんと!?」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/truestorys.htm
をご参考ください。
パソコンが1台買えてしまうくらいの損失が発生していることも
●とにかく、「しらない、わからない、気にしてなかった」ということが随分ともったいない事になっている場合があります。
●その無駄が毎月2,000円だとしたら年間で24,000円、3年で72,000円になってしまいます。パソコンが1台買えてしまいます。
●インターネット回線や、IT環境の診断で思わぬコスト削減ができる可能性があります。自己流ITにも限界があります。一度は専門家の診断を受けましょう。
九州インターワークス「サポート・サービス内容」
http://www.kumin.ne.jp/kiw/naiyou.htm