「大阪ハリストス正教会」:木造ビザンチン様式
1882年に着工し、現在も建設が続く未完成の教会「サグラダ・ファミリア」(「バルセロナ市」)が、正式な建築許可を得られることが決まったといいます。
130年余りも許可がなく、違法状態が続いていましたが、ようやく解消される見込みです。
世界遺産に登録され、観光名所として知られる「サグラダ・ファミリア」は、建築家「ガウディ」が中心となって設計し、1885年に地元の町から建築許可を得たものの、その後、町は「バルセロナ市」に合併吸収され、許可が更新されないまま今に至っていたようです。
これまで教会は、「バルセロナ市」に対して一切税金を支払っていなかったといいます。
「バルセロナ市」と「サグラダ・ファミリア」は、2015年に建築許可をめぐって交渉を開始し、最近になって教会側が市に対し3600万ユーロ(約46億7000万円)を支払うことで合意したそうです。
これらは公共交通機関や道路の補修費用に充てられるといいます。
教会には毎年約450万人が訪れ、「ガウディ」の死後100年に当たる2026年の完成を目指しています。
(讀賣新聞2018.10.23 抜粋)