世界7大無駄使い「ベルリン新空港」
今回は、「地下鉄1号線(M1)」です。
現在、「ブダペスト」の地下鉄は4号線まであり、1号線は黄色、2号線は赤、3号線は青、4号線は緑と色分けがされています。
この中で、世界遺産に登録されているのが、シンボルカラーが黄色の「地下鉄1号線(M1)」です。
1896年5月2日にハンガリー建国1,000年を記念して開通し、ドナウ川に近い「ヴルシュマルティ広場」から終点の「英雄広場」まで約5kmを11分で走行しています。
現在走っている3両編成のミニ地下鉄はハンガリーの「ガンツ社」製で、開通100年を記念して昔使われていた車両を復元したものといいます。
車両に響く音も騒々しく、ドアが激しく閉まる早さも見ものです。
道路を掘り下げ、「地下鉄」を通してから蓋をしたために、ホームは浅く地上から深さ約3mほどです。
また車両、駅共に「アールヌーボー様式」で、11駅の内8駅が元のまま使用され、3駅は再現されたものです。
「ヴルシュマルティ広場」駅の次の駅が「デアーク・フェレンツ広場」駅で、1号線~3号線までが交わる唯一の駅で、世界遺産のプレートは、ここに設置されています。
1896年から1954年までに使用された旧1号線のホームには「地下鉄展示博物館」があり、昔1号線で使われていた車両3両や展示館が作られる様子、古い資料などが展示され、1日乗車券を持っていると無料で見学可能です。
「ハンガリー」を訪れ、小さな黄色い電車に乗り、レトロな雰囲気を体験してみてはどうでしょうか?