「六甲山ホテル」が年末で営業終了、2019年新装開業へ

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 1929年(昭和4年)の開業時から残る六甲山上の老舗ホテル「六甲山ホテル」(神戸市灘区)の「旧館」が、2018年の春にも営業を再開する見通しです。
 「阪神間モダニズム」を代表する建築物で、老朽化のため2015年年12月に閉館し、「本館」で営業していましたが、所有する「八光自動車工業」(大阪市)が再利用を決めました。
 ホテルは今年末で営業を終了し、木造地上2階地下1階の「旧館」(客室数25室)と、鉄筋コンクリート造7階建ての「本館」(45室)に耐震補強などの改修工事を行い、「旧館」は2018年の春から夏に、「本館」は2019年の再開を目指し、ホテル名も変更するといいます。
 着工時期や費用は未定で、年明けから具体的に計画を詰め、「旧館」はホテルやレストランとして利用するとし、「本館」は建て替える可能性もあるといいます。
 同時に、チャペルも改修し、敷地内に温浴施設や多目的ホールを設ける計画もあるようです。








(讀賣新聞17.09.29 抜粋)

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高塚哲治
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高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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