「華麗なるギャッツビー」:作家「スコット・フィッツジェラルド」
今年の「土用の丑」の日は、7月25日(火)と8月6日(土)の2回あります。
「土用」は1年に4回あり、立春、立夏、立秋、立冬前の18日間(または19日間)を「土用」といいます。
万物は「木火土金水」から成るとする「中国」の「陰陽五行説」に由来するといいます。
四季をこの「木火土金水」で表すと「春=木」「夏=火」「秋=金」「冬=水」となり、「土」が余ります。
そこで「土」を立春・立夏・立秋・立冬前の約18日間にあてはめ、季節の変わり目が「土用」となります。
体調を崩しやすい季節の変わり目を乗り切るために、本来はさまざまな禁忌や風習があり、特に夏の「土用」は梅雨明けの頃ということで重視され、今に至っています
また、なぜ「土用」の「丑」の日なのか、これも「陰陽五行」の考えに基づくといわれています。
12の月には、それぞれ12支が割り当てられ、「丑の月」は新暦(今の暦)の1月を指し、「丑」には「寒」の意味があります。
夏の暑さ極まる時に「寒」の気をとり入れることで、調和をはかろうとしたようです。
では「土用の丑」の日に、「うなぎ」を食べるようになったのはなぜか?仕掛け人は「平賀源内」という説が一般的です。
「うなぎ」の旬は脂の乗る冬で、夏場に売上が落ちることを嘆く「鰻屋」に、「平賀源内」はアドバイスしたそうです。
①「平安時代」から夏バテ防止に「うなぎ」が食べられていた。
②「土用の丑」の日に「う」のつく「うなぎ」を食べる。
「江戸時代」に「鰻屋」の売上アップのために「平賀源内」が授けたアイディアから「土用の鰻」が広まったといいます。
(讀賣新聞17.07.17 抜粋)
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