「海の駅」が「大阪」都心に誕生

高塚哲治

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 「海の駅」は、誰でも気軽に安心して楽しむことができる施設で、「車」で陸から、「プレジャーボート」で海から、どちらからでもアプローチできる「マリンレジャー拠点」です。
 来訪者のための「一時係留設備」(ビジターバース)や「トイレ」、「マリンレジャー」に関する情報提供のための施設、「ホテル」「レストラン」などの施設を併設したところもあり、地域観光の足がかりとしても利用されています。
 「レンタルボート」などを利用した「クルージング」や、各種「マリンイベント」の開催、「朝市」による海産物等の販売、地元漁船などを活用した漁業体験など、地域の特性を活かした取り組みが実施されています。
 「海の駅」は、「瀬戸内海」の豊かな自然環境と歴史や文化という貴重な地域の観光資源を発信することにより、「瀬戸内海」の島々へ観光客を誘致し、賑わいをもたせて地域経済の活性化と産業振興を図り、人々に安らぎと癒しを与えることを目的に、平成12年3月に「広島県豊町」に設置された「ゆたかの海の駅」が発祥といいます。
 その後、各ブロックで「地方自治体」「民間事業者」「国」が連携した「海の駅」設置推進会議や、NPO法人「海の駅ネットワーク」が設立され、平成24年5月1日現在では全国で135駅が登録されています。
 「大阪」都心に誕生する「海の駅」は、「安治川」右岸「船津橋」下流に位置し、「大阪湾」から「大阪市」内に流れる河川の玄関口であり、50~100フィートの「クルーザー」の入港が可能で、都心へのアクセスが良いとされています。
 また、「福島区」においては、「海の駅」開設条件の一つである「トイレ」も設置され、「レストラン」などの管理運営者も目途がつき、今後、本格オープンに向けて各所と調整を続けるといいます。









(讀賣新聞:2017.02.27抜粋)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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