「華麗なるギャッツビー」:作家「スコット・フィッツジェラルド」
「南極」大陸の半島部分において、「南極」としては過去最高の可能性がある気温〈17.5度〉が観測されていたようです。
英紙「ガーディアン」(電子版)などが報じています。
これまでの最高気温は1961年に同じ地点で観測された〈17.1度〉といわれています。
今回の観測気温が正式に確認されれば、地球温暖化の影響を示すものとの見方が出そうです。
観測地点は、「南極」半島の「エスペランサ基地」(アルゼンチン)で、3月24日に記録したものです。
前日にも近くの「マランビオ基地」(アルゼンチン)で〈17.4度〉が観測された模様です。
今回の気温について、観測の妥当性を判断する「世界気象機関」(WMO)が、観測機器の状態や観測の手法、周辺の気温との整合性を検証しているといいます。
「エスペランサ基地」は、「南米大陸」に向かって突き出た半島の先端部分にあり、「南極圏」の外に位置することから、同基地の気温を「南極」の気温とみなすのが妥当かどうか議論の余地もありそうです。
尚、「南極点」近くでは、1974年に観測した〈15度〉が最高とみられています。
地球温暖化との因果関係については、長期の傾向を調べる必要があるとする専門家もいるとのこと。
(讀賣新聞:2017.03.03抜粋)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所