「外資系高級ホテル」続々と進出:「京都」
「北九州市」にあるテーマパーク「スペースワールド」は、2017年12月末に閉園すると発表しました。
「新日本製鉄八幡製鉄所」(現「新日鉄住金八幡製鉄所」)の遊休地に1990年4月に開業した九州を代表するテーマパークの一つですが、営業開始から四半世紀超で幕を閉じることになります。
アトラクションは閉園後に取り壊す方針のようです。
閉園の理由について「諸般の事情」として詳しい説明を避けていますが、土地を所有する「新日鉄住金」と、園内にあるアトラクションなどを所有する同園側が、土地の賃貸を巡る条件交渉で折り合いが付かなかったことが一因とみられています。
このテーマパークは総面積24万㎡で、「宇宙体験学習施設」や「ジェットコースター」など“絶叫マシン”と言われる大型アトラクションが人気を集め、ピーク時の1997年度には年間216万人の入場者数を記録したそうです。
しかし、他の観光施設との競争激化で客足が遠のき、当時、親会社であった「新日鉄」が2005年5月に民事再生法の適用を申請したことから、同年7月に「加森観光」(札幌市)に営業譲渡し、運営を継続してきました。
2013年度以降、正社員を半減させるなど収益構造の抜本的な改善を図った結果、2009年度からは黒字が続き、2015年度は経営を請け負ってから過去最高益であったといいます。
(讀賣新聞16.12.17抜粋)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所