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「積水ハウス」の住宅商品「セキスイハウスA型」が、「プレハブ住宅」として初めて「登録有形文化財」に登録されることが決まりました。
1963年に長野県軽井沢町の別荘地に建築された「山崎家及び臼井家別荘」で、現在も使用されています。
「プレハブ住宅」黎明期をけん引した「セキスイハウスA型」は、部屋だけでなく水回り設備も備えた本格的な国産「工業化住宅」の第一号商品です。これまでに228万戸の供給実績を持つといいます。
「プレハブ」の建築物が登録されるのは初めてということです。
「登録有形文化財」は建設から50年以上を経た貴重な建造物を登録するもので、「文化庁」の文化審議会は、199件を新たに登録するよう「文部科学大臣」に答申しています。
台所やトイレなどを備えた本格的な「プレハブ住宅」の国産第1号として発表された「セキスイハウスA型」として、ほぼ当時のままの形で残っているのは、国内ではこの1軒しかなく、戦後の住宅業界を語るうえで貴重な建築物だと評価されたといいます。
「文化庁」によると、「プレハブ」の建築物が国の「登録有形文化財」に登録されるのは初めてだそうです。
また、文化審議会においては、「東京国立博物館」に所蔵されている「紙本金地著色洛中洛外図」や、奈良市の「春日大社」が所蔵する室町時代初期のかっちゅう「黒韋威胴丸」など、4件の美術工芸品を新たに「国宝」に指定することも答申されました。
(NIKKEI ARCHITECTURE 16.04.14抜粋)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所