「村野藤吾の建築-模型が語る豊饒な世界」:「目黒区美術館」

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 1階と2階に分かれた会場には、「村野藤吾」(1891~1984)の作品「模型」80点と、当時の「図面」や「ドローイング」、撮り下ろしの「現況写真」などの関連資料が展示されています。
 本展覧会の開催は、「村野藤吾」の遺族から「京都工芸繊維大学」に5万点もの「設計原図」が委託されたことに端を発します。
 教員らによる「村野藤吾の設計研究会」において研究が進み、1999年には「村野藤吾建築設計図展」が開催され、13回を重ねています。 
 研究と並行して、学生たちが実現しなかった作品を含めて「原図」を読み込み、今日まで続く模型制作が始まったといいます。
 会場に並んでいるのは、2015年の「建築学会業績賞」を連名で受賞することになるこれらの活動の一端を担う、制作に1,000時間はかかっているという模型の数々です。








(讀賣新聞2015.08.06)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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