「正木美術館」(大阪府泉北郡忠岡町):「茶の美」特別展

高塚哲治

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 「正木美術館」は大阪府泉北郡忠岡町にある大阪府の登録「博物館」で、運営は「公益財団法人正木美術館」です。
 素封家「正木孝之」が禅林文化に惹かれて収集した「水墨画」を中心とした日本と東洋の古美術品の収蔵/展示を目的として1968年11月に開館し、「国宝」3件と国の「重要文化財」12件を含み所蔵品は約1200点に及ぶといいます。
2015年は、「正木孝之」生誕120周年の年で、これを記念して今年度より2年間「正木孝之コレクション特別展」が開催されます。
 展覧会では各テーマを設けて、生涯をかけて収集した名品が紹介されます。 「茶人」としても一流であった「正木孝之」は、「茶道具」の収集にも力を注ぎ、そのコレクションには、「千利休」生前の姿「千利休図」(重要文化財)があり、寿像として唯一現存する作品です。
 また、大燈国師墨蹟「渓林偈・南嶽偈」(国宝)をはじめ、「利休」ゆかりの「茶道具」や、一休宗純墨蹟「滴凍」など、「正木コレクション」の名品が一堂に会し、「正木孝之」のもう一つの顔である、茶人「滴凍」としての姿も紹介されるそうです。








《2014.10.26:讀賣新聞》

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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