「華麗なるギャッツビー」:作家「スコット・フィッツジェラルド」
「インド」が原産地とされ、泥の中に清らかな花を咲かせる「蓮」は、その美しさから祈りのモチーフとして「仏教」、また「儒教」の理想「君子」にも例えられ、「東アジア」で愛されてきました。
「大阪市立東洋陶磁美術館」で開催中の特別企画展「蓮-清らかな東アジアのやきもの×写真家・六田知弘の眼」においては、「東アジア」のやきものに咲く「蓮」の文様をテーマに、14世紀の「青花蓮池魚藻文壺」、17世紀後半の「鉄砂虎鷺文壺」などの館蔵品64点が展示され、清らかな美しさとそこに託された庶民的な願いが紹介されています。
また、「時」と「祈り」をキーワードに、写真家「六田知弘(むだ ともひろ)」さんの「蓮」の写真50点が併せて展示されています。
東洋のやきものと現代写真による異なる角度から「蓮」の魅力に接することができます。
《2014.06.20讀賣新聞》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所