「伏見稲荷大社(京都)」と「すずめ」焼き
この3月に全国で着工された住宅の戸数は、前の年の同じ月に比べて2.9%減少し、19か月ぶりに前の年を下回りました。「国土交通省」は消費税率引き上げ前の駆け込み購入の「反動」が出たものとみています。
着工戸数が前の年に比べてマイナスとなるのはおととし8月以来で19か月(1年7か月)ぶりです。
住宅は、昨年9月末までに契約すれば、4月以降の引き渡しでも5%の消費税率が適用される特例が設けられたため、昨年9月にかけて「駆け込み」購入が増えましたが、先月は、その後の「反動」の影響のようです。
住宅の種類別では、いずれも前年同月と比べ、「貸家」は11.3%増加しましたが、「持ち家(注文住宅)」は13%、「マンション」などの「分譲住宅」は8.5%、それぞれ減少しています。
尚、「国土交通省」は、「住宅市場では、消費者が購入に慎重になっているという状況も聞かれ、住宅購入の勢いがすぐに持ち直すとは考えづらい。」としています。
《讀賣新聞14.05.01》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所