「伏見稲荷大社(京都)」と「すずめ」焼き
宝くじに夢を求める人たちの間で、「見ればお金に困らない」と言い伝えがある香川県観音寺市の巨大砂絵「銭形」が注目されています。
市内の売り場で、5月に「ロト7」史上最高額1等8億円の当選が同時に2口出たからだそうです。地元も「金運のパワースポット」としてPRに努めています。
江戸時代の通貨「寛永通宝」をかたどった東西122m、南北90mの「砂絵」で、近くの「 琴弾 (ことひき)山」から見下ろすことができます。作製年は不明だそうですが、幕末期に、「砲台」を視察する藩主を喜ばせるために造らせたとの説があるようです。
地元では、展望台から拝むと「一生お金に困らない」とされてきましたが、遠方からの車やツアーバスが目立ち始めたのは、「観音寺チャンスセンター」で高額当選が出てからで、「年末ジャンボ」発売後は、銭形を拝んだという客が売り場に列を作るということです。
「JR四国」は、銭形人気をあてこんで、7月に「観音寺」をはじめ、「金蔵寺」「豊浜」など縁起がよさそうな名の5駅の入場券をセットにした金色の「金運上昇祈念入場券」(800円)を発売したところ、7月~11月だけで2300枚が売れたそうです。
《讀賣新聞13.12.14夕刊》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所