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高塚哲治

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導く一級建築士

高塚哲治(たかつかてつじ) / 建築家

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

コラム

「マンション市場動向調査」

2013年12月21日 公開 / 2020年12月28日更新

テーマ:マンション問題

コラムカテゴリ:住宅・建物

 「不動産経済研究所」(東京・新宿)が12月16日に発表した「マンション市場動向調査」によると、11月の首都圏の新規発売戸数は前年同月比22.3%増の5006戸と7カ月連続で増加した模様です。  
 11月の発売戸数としては2006年(6859戸)以来、7年ぶりの高水準で、購入者の間には引き続き住宅価格の先高観が強く、需要は堅調のようです。
 実際に売れた戸数の割合を示す月間契約率は79.6%と、前年同月から7.7ポイント上昇し、2ヶ月連続で80%台を下回っていますが、好不調の目安となる70%を10カ月連続で上回っています。
 「三井不動産レジデンシャル」(東京・中央)が「川崎市」で手がけた大型物件「パークタワー新川崎」(総戸数670戸)のうち、新しく販売した350戸の大半が即日完売したようで、「大和ハウス工業」が「東京・南青山」で手がけた平均価格1億5000万円弱の高級物件「プレミスト南青山」(総戸数84戸)は月内に完売するなど、高級物件でも好調に売れているといいます。
 「不動産経済研究所」は、億ション(販売価格が1億円を超す)の需給が2012年に比べて堅調といい、今後も都内では「千代田区」や「港区」「渋谷区」などで高級物件の需要が堅調のようです。
 近畿圏の11月の発売戸数は5.0%増の1781戸で、月間契約率は5.5ポイント上昇し、76.0%であったといいます。








《讀賣新聞13.12.17》

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