大阪府立「中之島図書館」存続

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 「織田作之助」の「夫婦善哉(めおとぜんざい)」の直筆草稿など貴重な蔵書がある大阪府立「中之島図書館」が、廃止方針から一転、存続することになりました。
 大阪府の「松井一郎知事」と大阪市の「橋下徹市長」が美術館などへの転用を打ち出していましたが、リニューアルして魅力を高めるということで、近く大阪府の戦略本部会議で決めるようです。
 大阪市北区にある「中之島図書館」は、「住友家」の寄付で1904年に建てられ、外観は「ルネサンス様式」、内部は「バロック様式」となっています。現役の公共図書館では国内で最も古く、国の重要文化財にもなっています。
 約56万冊の蔵書の3分の1を古典籍が占め、「論語」の注釈書である「正平版論語」の初版や、平安から鎌倉時代の歌人「藤原定家」の自筆の「明月記」の一部など貴重な史料が保管されています。








《讀賣新聞13.11.21》

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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