「ギャルリー・サン・チュベール」(ベルギー:ブリュッセル)
「織田作之助」の「夫婦善哉(めおとぜんざい)」の直筆草稿など貴重な蔵書がある大阪府立「中之島図書館」が、廃止方針から一転、存続することになりました。
大阪府の「松井一郎知事」と大阪市の「橋下徹市長」が美術館などへの転用を打ち出していましたが、リニューアルして魅力を高めるということで、近く大阪府の戦略本部会議で決めるようです。
大阪市北区にある「中之島図書館」は、「住友家」の寄付で1904年に建てられ、外観は「ルネサンス様式」、内部は「バロック様式」となっています。現役の公共図書館では国内で最も古く、国の重要文化財にもなっています。
約56万冊の蔵書の3分の1を古典籍が占め、「論語」の注釈書である「正平版論語」の初版や、平安から鎌倉時代の歌人「藤原定家」の自筆の「明月記」の一部など貴重な史料が保管されています。
《讀賣新聞13.11.21》
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