「天神橋筋商店街」自転車禁止:大阪市

高塚哲治

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テーマ:旬の話題

 日本一長い商店街として知られる大阪市北区の「天神橋筋商店街」の大半で自転車の通行が規制される見通しになりました。
 道幅の狭い「天神橋四~六丁目商店街」はすでに自転車の通行が禁止されていますが、「一~三丁目」は規制がありませんでした。 
 「二丁目」で自転車同士が衝突する重傷事故が発生したため、「天神橋筋商店連合会」が協議した結果、「二~三丁目」で自転車を規制するよう、近く「大阪府警天満署」に陳情することを決めたといいます。同署は「時間帯規制から検討したい」としています。
 「天神橋筋商店街」は南北の市道約2.6kmに、雑貨や飲食店など約600の商店が並んでいます。「一~七丁目」に分かれ、大阪では最も活況を呈している商店街です。
 「大阪府警」によると、「JR天満駅」高架下から北側に伸びる「四~六丁目」は道路幅が約5~6mと狭く危険だとして、「大阪府公安委員会」が昭和47年から午前7時~午後10時の自転車通行を禁止しています。一方、「一~三、七丁」目は道幅が約7~8メートルと比較的広いため規制はされていません。
 しかし、「連合会」が随時行っている買い物客アンケートには、「自転車とぶつかりそうで怖い」との内容が多いため、「三丁目商店街」は3月に、「危ない 自転車は押して通りましょう」と書かれた標識を9個設置し、他の商店街も事故防止を呼びかけていましたが、4月10日深夜に自転車同士の重傷事故が起きたといいます。
 これを受けて、「連合会」が安全策などを協議し、まず、自転車事故が起きた「二丁目」と「三丁目」の計約750mで通行を規制するよう「天満署」に陳情し、最終的には「一丁目」(約270m)も規制を目指す方針を決めました。アーケードのない「七丁目」は今後検討するとしています。








(讀賣新聞:13.11.01夕刊)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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