「赤川仮橋」閉鎖:大阪市

高塚哲治

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 「大阪市」は7月25日、「おおさか東線」の整備に伴い、「淀川」に架かる「赤川仮橋」を10月31日に閉鎖すると発表しました。
 「赤川仮橋」は、JR城東貨物線「淀川橋りょう」(通称は赤川鉄橋、橋長約610m)の東側を利用した「人道橋」です。西側を走る貨物列車と並んで「淀川」を渡れる橋として知られ、周辺住民の生活道路として利用されてきました。
 「赤川仮橋」は1929年に完成した幅員1.8mの木製の橋で、「大阪市」が淀川橋りょうの東側を「JR西日本」から借り受け、「人道橋」として利用してきたものです。
2010年には、木材を使用すると補修のコストが高くつくことから、持管理費の低減をねらい、それまで「木製」だった床の上に「鋼板」を敷きました。これは、また「たばこ」のポイ捨てによるボヤが発生していたことも背景にあるそうです。
 その後、18年度末の開業を目指す「おおさか東線」の整備に伴い、淀川橋りょうの複線化工事が始まることを受けて、閉鎖が決まりました。「大阪市」は代替路として、約1km上流の「菅原城北大橋」を利用してほしいとしています。「菅原城北大橋」の利便性を高めるために堤防上の「道路」と「橋」を結ぶ「スロープ橋」を新設し、8月1日から供用する予定です。








(讀賣新聞:13.10.24)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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